2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL50622B01)
募集終了

国名
エチオピア
職種コード 職種
G158 理科教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1
入口 校舎 生徒 生徒 生徒

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

ダグマウィ メネリック小学校

3)任地( アディスアベバ ) JICA事務所の所在地( アディスアベバ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

首都アディスアベバのアラダサブシティにある公立小学校。生徒数約760名、理科教員数は8名。エチオピアの小学校はGrade1~Grade8の8年制(小学校1年~中学校2年に相当)で概ね7~14歳の生徒が在籍しており、Grade6までは授業には現地公用語であるアムハラ語が用いられ、Grade7からは英語が使用されている。理科の授業は、Grade6までは1科目、Grade7~8では物理・化学・生物に分かれて実施されている。同校へのJICA海外協力隊の派遣は今回が初めてとなる。同校からは数学教育隊員の要請が、また同施設内にある幼稚園からは幼児教育隊員の要請も出されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

エチオピア政府の教育方針では、理論偏重の教育からより実践的な教育への転換を目指している。しかしながら教育現場では、教員の実験に関する経験・知識不足や教材の入手困難から依然として板書中心の授業が主流であり、実験・観察を取り入れた実践的な理科授業の普及が課題となっている。首都にある配属先には一定の薬品・器具がそろっているが、教員の経験不足などから教科書に載っている実験・観察が十分に実施できておらず、生徒の理科に対する理解度が低いことが課題となっている。隊員には、現地教員に対する研修会の実施や現地教員による生徒中心の理科授業の実施を支援し、生徒の理科に対する理解度を高める活動が求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.小学校高学年~中学校2年生に相当する生徒を対象にし、同僚とともに積極的に実験や観察を取り入れた授業を行う。
2.同僚を対象に下記の内容に関する指導、および研修会を実施する。なお、物理・化学・生物の科目は問われていないため、隊員の専門分野に関する活動を行う。
・薬品・器具の取り扱い方
・実験や観察を取り入れた指導方法
・生徒中心授業の考えを取り入れた指導方法

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

理科実験室および準備室、薬品、器具:試験管、フラスコ、ビーカー、顕微鏡(数は少ない)、人体模型など

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:校長:男性30代
同僚教員(理科教員):8名(20~50代、大卒もしくは院卒)

活動対象者:Grade5~8の生徒約450名
約40人/クラス、各学年3クラス

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(理科))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:配属先学歴レベルとの調和のため

[経験]:(教員経験)3年以上 備考:同僚への指導が必要なため

[汎用経験]:

 ・理科実験の経験や薬品・器具の知識

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(9~27℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可  無線)

[電気]:(不安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

エチオピアの小学校ではGrade1~6はアムハラ語、Grade7~8は英語を使って授業を行うため、活動使用言語もそれに準ずる。
生活使用言語はアムハラ語となる。アムハラ語は現地到着後、現地訓練にて学習。
水道は安定しており、電気は毎日1時間程度停電。