要請番号(JL50622B08)
募集終了
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
女性・社会福祉省
2)配属機関名(日本語)
エチオピア障害者協会 (FENAPD)
NGO
3)任地( アディスアベバ ) JICA事務所の所在地( アディスアベバ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
FENAPDは、障害者の社会的・経済的自立の促進を目的に1996年に設立された。職員数は15名。エチオピアで唯一の障害者協会であり、障害者に対する行政サービスが委託されているほか、7つの障害者専門協会(聴覚、ハンセン病、知的、視覚、盲ろう、身体、女性)の取りまとめ機関として、これら専門協会を対象に事業資金の提供および能力強化研修を実施している。また、FENAPDが主体となり、年間約2850万円の予算規模で、障害者が抱える問題を社会に周知するための事業や、障害者登録システムの改善・データ整備、HIV感染者/AIDS患者・女性・子どもに対する支援などを展開している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
FENAPDは事業規模の拡大に向け、団体の財政力強化を目標として掲げている。ドナーの新規開拓に伴う資金調達もひとつの手段とされているが、広報ツールの開発とそれを担う広報人材の育成によって、実施事業の成果が外部に発信されることが、個人・民間支援者の数を増やす効果的な手法であると団体は認識している。しかし、当団体や7つの障害者協会が保有する広報媒体の質はどれも高いとはいえず、スキルの乏しい広報担当者による改善も現状見込めない。隊員には日本で実践されている広報ノウハウの共有と、現地担当者に対する指導が期待されている。また、イベントの企画・運営方法についても助言が求められている。同団体からはコミュニティ開発隊員の要請も出されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
NGOスタッフ(広報部門)の一員として、以下の活動を行う。
1.団体の広報ツールを分析し、現状の課題を抽出、改善案を提案する。
2.団体の事業概要および関連イベントのスケジュールを把握し、広報担当とともに広報スケジュールを策定する。
3.広報担当と各事業を訪問し、広報材料の収集方法について指導する。
4.広報ツール開発にかかるセミナーやワークショップを実施する。
5.広報担当とともにウェブサイト、パンフレット、ニュースレター等を改定する。
6.イベント実施前、開催時において運営スタッフに対し助言をする。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
オフィス、机・椅子、プリンタ、文房具、配属先車両
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
FENAPD広報担当オフィサー、男性、30代、大学院卒
活動対象者:
障害者協会7団体
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:配属先からの強い希望による
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:配属先からの強い希望による
[参考情報]:
・民間企業等での広報業務経験2年以上
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(9~27℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可 無線)
[電気]:(不安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
生活使用言語はアムハラ語となる。アムハラ語は現地到着後、現地訓練にて学習。
水道は安定しており、電気は毎日1時間程度停電。
当団体からはコミュニティ開発隊員の要請も出されている。