要請番号(JL50623B04)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
観光省
2)配属機関名(日本語)
観光省
3)任地( アディスアベバ ) JICA事務所の所在地( アディスアベバ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
エチオピアでは、2020年11月から続いた内戦が去年11月に停戦合意に至ったのに伴い、社会経済活動の正常化が進んでいる。現在政府は経済の回復・発展に注力しており、観光業を最重要5分野の1つとして2025年までにエチオピアをアフリカの観光地トップ5に入れることを目標としている。エチオピアにはアフリカ大陸でモロッコと並んで最多の9カ所の世界遺産が登録されており、観光業は雇用創出と民間セクターの活性化のための有望な産業と位置付けられ、2023年には観光省が文化観光省から独立する等、今後の発展が期待されている。なお、2023~2026年度まで観光のJICA専門家が短期シャトル型として派遣される。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は文化観光省から独立したものの、同国の観光資源の多くは、いまだに経済的な潜在力を最大限に発揮できてない状態である。そのため、ミドルクラスの観光客をターゲットとした観光商品の多様化、デジタル・マーケティング・ツールの活用強化、観光インフラの改善は、同国の観光業を強化することが必要と考えられている。また、観光に関わる手工芸品の支援は、零細・中小企業の発展を促し、農業など他の分野にも連鎖的な効果をもたらすものと期待されている。観光業は、経済的な貧困の緩和、雇用創出、経済成長のより効果的で包括的な手段であり、経済を取り戻すための重要な成長分野である。そこで、 魅力的な手工芸品の制作にかかる技術指導、商品開発などを促進するために、隊員の要請が挙がった。なお、2023~2026年度まで観光のJICA専門家が短期シャトル型として派遣される。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
隊員には配属先同僚とともに、以下の活動が期待されている。
1.エチオピアの手工芸品や観光商品の開発のための助言とサポート。
2.既存の手工芸品や観光商品をより魅力的なものにするための提案や技術指導。
3.手工芸品の質とデザインの向上とそれに伴う研修会の開催。
4.手工芸隊員の視点から魅力ある観光地域づくりへの助言等。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務所、デスクトップパソコン、インターネット、文房具等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
スタッフ数15名(女性5名、男性10名)。年齢は、20代~40代。
学歴は大卒~大学院卒。実務経験は8~15年程度。
活動対象者:
観光省スタッフ並びに国内の手工芸制作者、販売スタッフ
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒) 備考:専門的な指導を行うため
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:実技指導をするため
[参考情報]:
・観光マーケティングの知識・経験がある良い
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(9~27℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
同省からは他職種(観光とコンピュータ技術)の募集も出ている。活動は現地語(アムハラ語)が中心となる。アムハラ語については現地到着後、現地訓練にて学習。水道は安定しており、電気は毎日1時間程度停電。
観光省のホームページ