要請番号(JL50623B08)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
水・灌漑・エネルギー省
2)配属機関名(日本語)
水技術機構(EWTI)
3)任地( アディスアベバ ) JICA事務所の所在地( アディスアベバ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は水・灌漑・エネルギー省の水技術者育成機関として、1998年にアディスアベバ訓練センターとして設立された。その後2005年にエチオピアウォーターテクノロジーセンターに改名、2013年に国立公益機関EWTI(Ethiopian Water Technology Institute)へと昇格し人材育成の中核機関となった。4部局で組織されており、独自の講師陣に加え公的機関や大学等の研究機関、民間から適宜外部講師を受け入れ、水セクターの行政職員、公社、民間企業、NGOや職業訓練校などの在職者に研修を提供している。年間予算は260万ドル(日本円:約2億9千万円)。現在JICAの技術協力プロジェクト「EWTI研修運営管理能力強化プロジェクト」が実施中である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
エチオピアはミレニアム開発計画(MDGs)の安全な水へのアクセス率の目標値である57%を達成したとされているが、現状では世界平均の91%に及ばず、依然世界で最も安全な水へのアクセス率の低い国のひとつである。このような状況を改善するために既存施設の維持管理や補修を担える技術者の育成が急務であり、配属先では各地域の自治体やNGOスタッフに対して研修を実施しているが、質の高い研修を提供するためには研修担当スタッフ自身の指導力の強化や技術知識の向上が求められている。この課題を解決するため、隊員の要請が挙がった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚と協力して、研修担当職員の能力強化と研修の質の向上のため、以下のうち隊員が対応できるものに取り組む。
1 研修用施設の運用・点検・保守に関するサポート
2 発電機のPLC制御に関する知識の共有
3 給水システム管理に利用を想定しているSCADAに関する知識の共有、ただしSCADAに関しては現時点で導入時期未定であり、理論のみを他大学での研修等を利用してスタッフが勉強している状況である
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PLCトレーニングキット(Siemens, S7-1500)、スターデルタ始動法トレーニングキット、ソーラーポンピングシステム(Lorentz, Grundfos)、事務用品、PC等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚
訓練教育局長:30代/男性/修士
電気技師 :4名/20-50代/大卒、修士/経験6-15年
活動対象者
研修担当スタッフ
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)電気・電子 備考:配属先同僚とのバランス
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づく助言が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(9~27℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
同配属先からは他職種(建設設備)の募集も出ている。生活使用言語はアムハラ語となる。アムハラ語は現地到着後、現地訓練にて学習。水道は安定しており、電気は毎日1時間程度停電。
EWTIのホームページ