2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL50623B48)
募集終了

国名
エチオピア
職種コード 職種
G239 服飾
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1
職業訓練校の校舎 実習室 ミシン ミシン ミシン

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

労働技能省

2)配属機関名(日本語)

アカキ・ポリテクニック・カレッジ(職業訓練校)

3)任地( アディスアベバ ) JICA事務所の所在地( アディスアベバ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

アカキ・ポリテクニック・カレッジは、首都アディスアベバ市内にある15の公立の職業訓練校の一つ。1977年に高校として設立され、2017年に職業訓練校へ昇格。各職業に必要な知識と技術・技能を習得した競争力のある人材の育成と中小企業のスキルアップを目的としている。また、労働者の職業能力を向上させることが労働者の地位の向上と職業の安定に繋がり、ひいては経済と社会の持続的な発展にも繋がっていくことも目的としている。同校には、自動車整備、服飾、皮革加工、木工など11学科がある。トレーニングの他に、雇用創出や卒業後の経営支援なども行っている。同僚の中にはJICAのカイゼントレーニングに参加した講師もいる。

【要請概要】

1)要請理由・背景

エチオピア政府の10年後を見据えた開発計画(2021年~2030年)では、市場で求められる質の高い労働力を輩出することが重要視されており、技術者の養成が大きな課題となっている。服飾関係は、個人事業主として独立できる近道であることから多くの学生が学んでいる。講師の基本的な技術力は高く、縫製の技術(パターンから縫製)も持っている。しかし、デザインが固定化しており、モダンなデザインやパターン、縫製技術といった新しい知識や技術に乏しいことから今回の隊員要請となった。隊員には、服飾に関する新しい知識と技術を持った人材の養成に同僚講師と一緒に取り組むことが期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

隊員は服飾科に配属され、同僚講師と協働し以下の活動に取り組む。
1.講師および学生への現代的なパターンや縫製技術等についての助言。
2.服飾に関する効果的な実習及び講義の実施。
3.服飾および縫製に関する効果的な実習および講義の実施。
4.延反機や刺繍用ミシンなどの機械操作方法やメンテナンスについての助言。
5.KAIZEN(5S)に関する知識の共有など。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

電動ミシン、刺繍用ミシン、延反機、裁断用作業台、、デスクトップコンピュータ、その他裁縫に必要な道具(針、糸、ハサミ等)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
服飾講師13名(内訳:女性6名、男性7名)。
年齢は、20代~30代。学歴は、専門学校卒。
実務経験年数は、3~8年程度。
活動対象者:
講師並びに高校卒業~社会人経験者まで。

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(専門学校卒) 備考:講師として学生に指導するため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実技指導をするため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(9~27℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

同校からは他職種(自動車整備、皮革工芸、木工、溶接)の募集も出ている。生活使用言語はアムハラ語となる。アムハラ語は現地到着後、現地訓練にて学習。水道は安定しており、電気は毎日1時間程度停電。