要請番号(JL50623B59)
募集終了
7代目
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
労働技能省
2)配属機関名(日本語)
生産性向上センター(職業訓練校)
3)任地( アディスアベバ ) JICA事務所の所在地( アディスアベバ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
首都アディスアベバ市内にある15の公立の職業訓練校の一つで、ポリテクニック・カレッジのスキルアップ並びに国営及び民間企業の生産性向上を目的にトレーニング、技術相談、技能テスト、メンテナンスなどを行っている。皮革工芸、木工、服飾、建設、電気電子機器、情報科学、金属部品製作、自動車整備など10セクションにおいて2週間から3か月の短期コースを実施している。同セ ンターでは、零細企業からのトレーニング受講生、市の支援による職業訓練生、NGOの支援によるストリートチルドレンなどが主に訓練を受講している。 同僚の中にはJICAのカイゼントレーニングに参加した経験がある講師もいる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
エチオピア政府の10年後を見据えた開発計画(2021年~2030年)では、市場で求められる質の高い労働力を輩出することが重要視されており、技術者の養成が大きな課題となっている。配属先となる生産性向上センター(職業訓練校)では、基礎的な知識や技術は指導しているものの、時代の流れや技術の進歩につれて、講師の技術力や知識のさらなる向上が必要とされており、今回の隊員要請となった。隊員には同校の皮革工芸科にて同僚と共に学生に対する座学や実習をサポートする中で、革製品(靴、小物、衣服)のマニュアルパターンデザインとAUTOCADベースのパターンデザインに関するスキルギャップを埋めることが期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
隊員は皮革工芸科に配属され、同僚講師と協働し以下の活動に取り組む。
1.実習と座学に参加して、学生及び同僚講師に対して技術的な支援。
2.皮革工芸に関する効果的な実習及び講義の実施。
3.市場のニーズに合った革製品を生産できる知識と技術を持った講師の育成。
4.KAIZEN(5S)に関する知識の共有など
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
ミシン(Hanma HM-0931, SINGER Cap-DSM等)、ソールプレス機、コンプレッサー、インソール成型機、皮漉き機、皮革(合成、天然)、型紙、ハサミ、定規、作業台等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
皮革工芸科講師4名。年齢は、20代~30代。
学歴は、専門学校卒~大卒。
実務経験は、4年程度。
活動対象者:
講師並びに高校卒業~社会人経験者まで。
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒) 備考:講師として学生に指導するため
[経験]:(実務経験)10年以上 備考:実技指導をするため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(9~27℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
同校からは他職種(自動車整備、コンピュータ技術、木工)の募集も出ている。生活使用言語はアムハラ語となる。アムハラ語は現地到着後、現地訓練にて学習。水道は安定しており、電気は毎日1時間程度停電。