要請番号(JL50624A11)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
労働技能省
2)配属機関名(日本語)
ジェネラル・ウィンゲート・ポリテクニック・カレッジ(職業訓練校)
3)任地( アディスアベバ ) JICA事務所の所在地( アディスアベバ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ジェネラル・ウィンゲート・ポリテクニック・カレッジは、首都アディスアベバ市内にある15の公立の職業訓練校の一つ。各職業に必要な知識と技術・技能を習得した競争力のある人材の育成と中小企業のスキルアップを目的としている。また、労働者の職業能力を向上させることが労働者の地位の向上と職業の安定に繋がり、ひいては経済と社会の持続的な発展にも繋がっていくことも目的としている。同校には、自動車整備、皮革工芸、服飾、測量など12学科がある。トレーニングの他に、雇用創出や卒業後の経営支援なども行っている。同僚の中にはJICAのカイゼントレーニングに参加した講師もいる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
エチオピア政府の10年後を見据えた開発計画(2021年~2030年)では、「官主導から民間主導型経済成長モデルへの移行」や「経済生産性・競争力の強化」が重要視されており、製造業強化、輸出強化、観光業強化などが課題となっている。ビジネス・ファイナンス科では、ビジネスに関する基礎知識の指導はしているものの、国際化や外国企業の進出などにつれて、講師の知識のさらなるアップデートが必要とされており、今回の隊員要請となった。同科では、現地企業の成長・イノベーションを促進するような人材や企業の国際化に対応できるような人材の育成も求められている。その中の1つとして、国際財務報告基準(IFRS)に対応した講義の実施が急務となっている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
隊員はビジネス・ファイナンス科に配属され、ボランティアの専門性や経験に応じ、同僚講師と共に主に以下を行う。
1. 国際財務報告基準(IFRS)、経理、会計ソフト、データベース管理システムに.関して、学生及び同僚講師に対してのサポート。
2. 受講者のニーズ・理解度に応じた補足的な講義。
3. コンピュータやソフトウェアのメンテナンスのサポート等。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教室、パソコン、会計ソフト(ピーチツリー)、プリンター、会計ラボ、コンピュータラボ、シュミレーションルーム(銀行業務用)等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
ビジネス・ファイナンス科講師14名。(女性5名、男性9名)。
年齢は、20代~50代。
学歴は、大学~大学院卒。実務経験は、2~35年。
活動対象者:
講師並びに高校卒業~社会人経験者まで。
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)政治・経済学 備考:講師として学生に指導するため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づいた指導が必要なため
[汎用経験]:
・経理・財務の実務経験
[参考情報]:
・会社等でIFRSを扱った経験が必要
・会計ソフト(Peachtree)の経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(9~27℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
同校からは他職種(コンピュータ技術と料理)の募集も出ている。生活使用言語はアムハラ語となる。アムハラ語は現地到着後、現地訓練にて学習。水道は安定しており、電気は毎日1時間程度停電。