要請番号(JL50624B04)
募集終了
・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
水・エネルギー省
2)配属機関名(日本語)
水技術機構(EWTI)
3)任地( アディスアベバ ) JICA事務所の所在地( アディスアベバ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は水・エネルギー省の水技術者育成機関として、1998年にJICA支援のもとエチオピア水技術センター(EWTEC)として設立された。2013年に国立公益機関としてEWTI(Ethiopian Water Technology Institute)へ改名、水分野における人材育成の中核機関となった。4部局で構成され、独自の講師陣に加え公的機関や大学の研究機関等から適宜外部講師を受け入れ、水セクターの行政職員、公社、民間企業、NGOや職業訓練校などの在職者12,000人以上に研修を提供している。2024年8月までJICAの技術協力「EWTI研修運営管理能力強化プロジェクト」が実施されていた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
EWTIでは水技術者への研修の他に行政等からの依頼に応じて水質検査サービスも提供している。EWTIにはモロッコ政府の援助によって建てられた研修用施設、エチオピア政府予算で建てられた研究所が存在するが、工事の中断により、現在は一時的に施設の一角で水質検査を行っている。EWTIは飲料水用、環境汚染調査など目的に応じて微生物分析(大腸菌検査等)、無機/有機化学分析などを無償で行っているが、今後はこれらのサービスを有償にて提供する方針であり、有償化によりスタッフ増員と広範囲な分野における分析サービスを提供できる見込みである。隊員には日本での分析・測定方法の知識、経験の共有を通じて検査技師の能力強化が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚と協力し、以下の活動に取り組む。
1 ISO規格に基づいた正しい分析・測定方法の知識、経験の共有を通じたスタッフ能力強化
2 検査機器のメンテナンスにかかる知識、経験の共有
3 検査施設運用上の安全管理(劇薬の取り扱い方法など)やデータ管理のサポート
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
放射線検査装置(B20-ER, USA)、分光光度計(GBC Cintra 2020)、微生物検査キット(Potatest ZI-PTW-10005)、PH計、濁度計、蒸留水器、恒温器など
4)配属先同僚及び活動対象者
EWTI局長:50代/男性/修士
水質検査技師:4名(男性3名、女性1名)/20-40代/大卒、修士/経験5-15年
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:配属先同僚とのバランス
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づく助言が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(9~27℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
同配属先からは電気・電子機器、建設設備の募集も出ている。生活使用言語はアムハラ語となる。アムハラ語は現地到着後、現地訓練にて学習。水道は安定しており、電気は毎日1時間程度停電。
EWTIのホームページ