要請番号(JL51218A08)
募集終了
3代目
・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
ガーナ教育サービス ゴモア・イースト郡事務所
3)任地( セントラル州ゴモア・イースト郡アフランシ ) JICA事務所の所在地( アクラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ガーナ教育サービス(GES:Ghana Education Service)は教育省傘下の政策実施機関であり、配属先はその下部組織のひとつとして、ゴモア・イースト郡全域の学校教育の統括、現職教員の研修など教育に係る様々な事業を担っている。配属先の同僚スタッフにはJICAが日本で実施した研修の参加経験者もおり、日本に対する理解が深い。事務所の管轄は10のサーキット(学区)に、小学校76校・中学校78校が区分されている。現在、同配属先には学校保健の青年海外協力隊(2017年度1次隊)が派遣されており、主に保健室設置校にて活動中である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ガーナでは、国連児童基金(UNICEF)の支援により1992年頃からSHEP(School Health Education Program/学校保健)に取組んでおり、その機能向上を目的に担当者が参加した学校保健に係る日本でのJICA研修を受け、2010年4月、配属先管轄下のアボソ・AME・ザイオン小学校に全国で2か所目となる保健室が設置された。学校保健室の概念がなかった同国において、保健室環境整備、運営・管理、生徒や関係者に対する理解促進などの支援とともに、地域の保健教育の活性化に向けて、前任者にあたるJV(2017年6月~)が活動中である。さらに同地域の児童健康診断調査を行い、学校および配属先に健康改善に向けた提案をすべく活動を行っており、これらの継続的な支援が求められている。なお、同保健室では隣接する幼稚園々児及び中学校生徒に対するケアも併せて行っている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先のSHEP担当者や同僚、巡回校の教員、地域のヘルスワーカー等と協力し、以下の活動を行う。
1.保健室設置校(アボソ・AME・ザイオン小学校)にて、児童への保健指導、応急処置の指導等、学校保健室の運営、管理に係る支援を行う。
2. 授業で実施されている健康・衛生教育、思春期教育や生徒が組織する保健委員会活動に対して支援を行う。
3.配属先管轄下の小・中学校を巡回し、児童の健康についての調査 ・分析を行い、学校および配属先に健康改善に向けた提案を行う。各学校において健康診断実施に向けた提案、実施支援を行う。
4.配属先が実施するSHEP担当教員向けの研修などを通じて、学校保健の授業・活動に対する助言や提案を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
巡回先学校の設備(黒板、チョーク等)
保健室設置校の設備(ベッド、ソファー、机、黒板、チョーク、棚、救急セット等)
4)配属先同僚及び活動対象者
所長1名(男性、50代)、SHEPコーディネーター1名(女性、40代)、その他スタッフ40名程度(男女)
指導対象:アボソ・AME・ザイオン小中学校教員(28名)および児童生徒(650名)
その他管轄地域の巡回学校5校(予定)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:実務を通じた知識と経験が必要
[参考情報]:
・養護教諭免許
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
※ガーナ政府との取極めにより、身体への侵襲行為は実施しないこととなっている。