要請番号(JL51218A17)
募集終了
2代目
・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
タマレ技術大学
3)任地( ノーザン州タマレ市 ) JICA事務所の所在地( アクラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 12.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
2016/2017年度より技術短期大学から技術大学へ変更となった4年制の高等技術教育機関であり、技術コースの他に、ビジネスコース、応用科学コースが併設されている。年間約1,000時間の授業が行なわれており、生徒数は約5,500人、教員総数は約200名である。電気・電子科の卒業生の多くが公務員(電気職)や電気会社等に就職している。
2017年度の予算規模は約25億円。技術コースの電気・電子科、自動車科、農業機械科にそれぞれ青年海外協力隊(JV)を派遣した実績があり、現在も電気・電子科でJV(電気・電子設備)が活動している(2019年3月まで)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は、ガーナでも有数の高等技術教育機関であるが、教員の指導レベルの低さや人材不足の深刻化から、用語の暗記に重点の置かれた授業を主流とし、実習も十分に実施されていない状況が続いている。(座学5割:実習5割)。現在活動中のJV(電気・電子設備)により、座学中心の授業から実習に重点を置いた内容に切り替えており、年間授業の7割程度を実習に移行していくことを配属先と計画している。また、電気・電子科であるが計算が苦手な生徒も多いため、算数指導にも力を入れている。それらの授業で使用する教材作成や、同僚への技術支援などを配属先から強く求められており、継続した支援が必要と判断し今回の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.生徒に対し、電気・電子に関する基礎的な理論や実習(基礎数学、電気・電子回路など)の授業を実施する。
2.座学や実習で使用する新しい教材を作成する。
3.実習設備や工具の正しい使い方や整理整頓(5S手法)等を指導する。
※担当する学年や授業数は、赴任後に配属先と相談して決定する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
直流安定化電源(GW INSTEK型式 GPS-1830D)、オシロスコープ(GW INSTEK型式 GOS-620)、電子回路学習キット(テレビ)20個、マルチメーター、ブレッドボード、工具一式
4)配属先同僚及び活動対象者
学科長(男性、40代、院卒/電気)
講師5名(男性、30-40代、院卒、大卒/電気)
活動対象者:高校卒業者(各学年約200名が在籍。また、1クラス 30名程度となる)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)電気・電子 備考:体系的な知識と経験が必要
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:実習指導を担当するため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)