要請番号(JL51218A32)
募集終了
2代目
・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
ガーナ教育サービス アゴナ・ウエスト郡事務所
3)任地( セントラル州アゴナ・スウェドル ) JICA事務所の所在地( アクラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ガーナ教育サービス(GES:Ghana Education Service)は教育省傘下の政策実施機関であり、配属先はその下部組織のひとつとして、アゴナ・ウエスト郡全域の学校教育の統括、現職教員の研修など教育に係る様々な事業を担っている。配属先の同僚スタッフにはJICAが日本で実施した研修の参加経験者もおり、日本に対する理解が深い。事務所の管轄は8つのサーキット(学区)に、小学校72校・中学校71校が区分されており、私立小学校74校、私立中学校46校も管轄している。現在、同配属先には学校保健の青年海外協力隊(2016年度2次隊)が活動中である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ガーナでは、国連児童基金(UNICEF)の支援により1992年頃からSHEP(School Health Education Program/学校保健)に取組んでおり、その機能向上を目的に担当者が参加した学校保健にかかる日本でのJICA研修を受け、各地で保健室設置の動きが見られた。しかしながら同地域には未だ保健室は設置されていない。現在、設置に向けて上述の研修参加者であるSHEP担当者が尽力している段階であるが、保健室設置に伴う予算の確保が難しく、進んでいない状況である。これまで学校保健の概念がなかった同国において、保健室環境整備、運営・管理、生徒や関係者に対する理解促進などの支援とともに、地域の保健教育の活性化に向けての支援が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先のSHEP担当者や同僚、巡回校の教員、地域のヘルスワーカー等と協力し、以下の活動を行う。
1.配属先管轄下の小・中学校を巡回し、児童の健康についての調査 ・分析を行い、学校および配属先に健康改善に向けた提案を行う。各学校において健康診断実施に向けた提案、実施支援を行う。
2.授業で実施されている健康・衛生教育、思春期教育や生徒が組織する保健委員会活動に対して支援を行う。
3.配属先が実施するSHEP担当教員向けの研修などを通じて、学校保健の授業・活動に対する助言や提案を行う。また、他地域にあるモデル保健室の機能や環境について、紹介する(児童の保健指導、応急処置等)。
※ガーナ政府との取極めにより、身体への侵襲行為は実施しないこととなっている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
巡回先学校の設備(黒板、チョーク等)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先教育事務所
所長 1名(50代、女性)、SHEPコーディネーター 1名(女性、40代)
その他スタッフ 40名程度(男女)
指導対象:巡回先小中学校教員および児童生徒
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:実務を通じた知識と経験が必要
[参考情報]:
・養護教諭免許
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)