要請番号(JL51221A03)
募集終了
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
ガーナ教育サービスケープコーストサイエンスリソースセンター
3)任地( セントラル州ケープコースト市 ) JICA事務所の所在地( アクラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ガーナ教育サービス(Ghana Education Service:以下GES)は教育相所管の政策実施機関であり、学校運営、教職員の人事管理や研修実施のほか、国内の学校教育全般にわたる運営・管理を担っている。ガーナ国内には約200カ所に地方事務所がある。サイエンスリソースセンターは、配属先が管轄する近隣にある小中校の理科の授業を担当する施設で、2010年に設立された。約1日4コマ、実験を取り入れた理科の授業が実施されている。これまでJICA海外協力隊の受入実績はない。年間予算は約1300米ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ガーナ政府は初等教育の従来のカリキュラムを見直し、2019年9月から新カリキュラムを導入した。新カリキュラムでは理科における実験が重要視されており、実験を通した学びが推奨されているが、地方には実験室を備えた学校はなく、また実験を取り入れた授業を実践できる教員は少ない。JICA海外協力隊は、リソースセンターを利用する小・中学校の生徒に楽しい実験を取り入れた授業を実施し、生徒の理科への興味・関心を高めるとともに、理科分野の学力向上に貢献することが求められている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1.センター配属の教員とチームティーチングで実験を中心とした理科の授業を実施する。
2.現地で入手可能な材料を使用した新しい実験の工夫を行い、紹介する。
3.派遣中の教育関係の協力隊員と連携し、現地教員向けの教材紹介や模範授業を行う研修会を開催し、教員の指導力の向上に努める。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
理科実験室(基礎的な実験器具は有)
4)配属先同僚及び活動対象者
センター所属同僚:
コーディネーター1名(男性、50代、学士)
インストラクター4名(男女、20代-50代、学士)
活動対象者:
近隣小中学校約10校、1クラス約35人
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(理科))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(指導経験)5年以上 備考:教員への指導が求められるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
任地の生活使用言語はファンティ語。不定期な停電、断水がある。
コロナ禍の影響がある場合には、公共交通機関の利用を禁止し、タクシーにて移動していただく場合がある。