要請番号(JL51222A45)
募集終了
・2023/1 ・2023/2 ・2023/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
雇用労働省
2)配属機関名(日本語)
ニューエブ職業技術訓練センター
3)任地( セントラル州アバクランパ郡ニューエブ ) JICA事務所の所在地( アクラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
雇用・労働関係省下にある1991年に設立された職業訓練センターである。ニューエブとその周辺コミュニティの失業状況を改善するため、特に若者に雇用可能なスキルを身につけさせるための役割を担っている。本センターは、この地区で唯一の職業訓練センターであり、地元の人々に職業技能訓練を提供し、彼らが自営業者になれるようにすることを目的としている。設立以来、約2,500人の訓練生を輩出し、多くの卒業生を輩出している。現在は、服飾、電気一般、建築・建設・石工、調理師・ケータリング、秘書・コンピュータ関連など5コースを開講している。2022年1月現在の生徒数は約70名で職員数は15名である。年間予算は約24万円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ガーナでは2007年よりICT(Information and Communication Technology)が必修科目として導入されている。しかしながら、当配属先には常勤のICT教師がおらず、十分なICT教育を提供することができていない状況である。本要請では、訓練生に対してICTの理論と実践の授業を実施すること、同僚教師に対してコンピュータースキルに関する知識や技術の指導を支援することが期待されている。また、将来的に、他コースに対してもICTを活用した情報管理やモニタリングといった取り組みに対する支援も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.訓練生を対象にPC基礎操作(OSの理解、マウス・キーボードの操作)と基本ソフト操作(Excel・Wordなど)の指導・実習を行う。
2.訓練生のための実用的なテストと理論的なテストを実施する。
3.ICTの知識を持つ教師の能力を高め、協力隊員が去った後もICT関連業務を行えるよう支援する。
4.同僚教師のコンピュータスキル向上の支援を行う。
5.研究室のICT機器のメンテナンスを行う。
6.その他、協力隊員が関心のあるカリキュラム外の活動を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
デスクトップPC5台(Windows 10)、プリンター1台、プロジェクター1台
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
校長(女性、大卒、30代)
講師15名(大卒、短大卒、20-50代)
活動対象者:
中学校卒業者(16~19歳)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(ITレベル1以上(ITパスポート等))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づいた指導が必要
[参考情報]:
・パソコンの自作経験を有することが望ましい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
不定期な停電、断水がある。生活使用言語は主に、ファンティ語。
現在、コロナ感染予防のために公共交通機関の利用を禁止している。状況が落ち着くまでは、任地内外の移動は徒歩もしくは借上げタクシー利用となる。