要請番号(JL51222B06)
募集終了
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
ガーナ保健サービス スフム郡保健局
3)任地( イースタン州スフム郡 ) JICA事務所の所在地( アクラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ガーナ保健サービス(GHS)は保健省傘下の保健政策実施機関である。配属先はその下部組織のひとつとして郡全体の保健医療にかかる事業全般を運営・管理している。JICAは、住民の健康促進や母子保健にかかる取組みを通じた地域保健サービスの向上を目的に、保健関連の隊員派遣による支援を展開しており、その相乗効果への期待も大きい。管轄内には病院、ヘルスセンターなど39の保健施設を有する。
ガーナでは2018年より母子手帳の導入が進められ、全国展開中。任地は直接の対象地域ではないが、2022年には「5S-KAIZEN-TQMを通じた母子保健医療サービスの質の改善プロジェクト」も開始されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は地域の保健・衛生状況改善に向け、各種感染症・非感染性疾患(NCD)の予防、母子保健サービス、健康教育等に対する取組みに力を入れている。しかし保健施設の中には遠隔地に位置するものも多く、人員および情報インフラの両面で実施・モニタリング体制に課題がある。特に、管内での保健データの収集が紙ベースで行われていることがデータの欠損や誤りに繋がっており、これら課題に対処すべく隊員が要請された。
国内には類似の活動を行う保健師隊員、教育事務所を拠点に学校保健活動を行う活動も派遣されており、連携が期待される。また、関連プロジェクト等の成果や手法を活用することによる相乗効果の発現も期待される。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の母子保健や感染症対策部門をはじめ、地域保健スタッフ等と協力して以下の活動を行う。
1. 保健局内のデータ収集管理手順の標準化、関係者へのトレーニングなどを支援し、利活用体制の強化を図る(業務フローの電子化も視野に入れるが、紙ベースでの業務を改善していくことが現実的)。
2. 可能な範囲で、地域内における保健サービス(感染症対策、妊産婦・乳幼児健診、家族計画、保健・衛生・栄養教育等)の向上につながるアイディア提供や取組みを行う。
3. 基本的な5S-KAIZEN手法を紹介し、職場環境の改善を支援する(マニュアル等は事務所・プロジェクトより提供可)
※ガーナ政府との取極めにより、身体への侵襲行為は実施しないこととなっている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
配属先事務所にある事務機器、PC、地域保健施設にある体重計、血圧計など基本的な医療器材
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:ディレクター、各部門の管理者14名、スタッフ50名程度、その他地域のスタッフ
カウンターパート:保健統計担当者(男性、40代、大卒)
活動対象者:配属先スタッフ、保健施設スタッフ、地域住民
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づいた支援が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
不定期な停電、断水がある。
生活使用言語は主にチュイ語、現地訓練期間中に語学訓練を行う。