要請番号(JL51222B21)
募集終了
2代目
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
ガーナ教育サービス アゴナ・ウェスト郡事務所
3)任地( セントラル州アゴナ・スウェドル ) JICA事務所の所在地( アクラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ガーナ教育サービス(GES:Ghana Education Service)は教育省傘下の政策実施機関であり、配属先はその下部組織の一つとして、アゴナ・ウェスト郡全域の学校教育の統括、現職教員の研修等教育に係る様々な事業を担っている。配属先のカウンターパートはJICAが日本で実施した研修の参加経験者であり、日本に対する理解が深い。事務所の管轄は9つのサーキット(学区)に公立の学校(小中高)84校、私立の学校(小中高)74校がある。同配属先には2022年1月まで学校保健のJICA海外協力隊(2019年度2次隊)が活動していた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ガーナでは、国連児童基金(UNICEF)の支援により1992年頃からSHEP(School Health Education Program/学校保健)に取り組んでいる。JICAでも、協力隊員の派遣に加え、学校保健に関する研修事業に各地のSHEP担当者を招へいするなどしてこの取り組みを支援してきた。これまで学校保健の概念がなかった同国において、生徒や関係者に対する理解促進等の支援とともに、地域の保健教育の活性化に向けての支援が期待されている。なお配属先には管轄下の小中学校への保健室設置を進める意向があるが、予算や人材の不足から実現していない。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先のSHEP担当者や同僚、巡回校の教員、地域のヘルスワーカー等と協力し、以下の活動を行う。
1.配属先管轄下の小・中学校を巡回し、児童の健康についての調査・分析を行い、学校及び配属先に健康改善に向けた提案を行う。各学校において健康診断実施に向けた提案、実施支援を行う。
2.授業で実施されている健康・衛生教育、思春期教育や生徒が組織する保健委員会活動に対して支援を行う。
3.配属先が実施するSHEP担当教員向けの研修等を通じて、学校保健の授業・活動に対する助言や提案を行う。また、他地域にあるモデル保健室の機能や環境について、紹介する(児童の保健指導、応急処置等)。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
巡回先学校の設備(黒板、チョーク等)、PC
4)配属先同僚及び活動対象者
所長1名(女性、50代)
SHEPコーディネーター(女性50代)
その他スタッフ40~50名
指導対象:巡回先小中学校教員および児童生徒
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(養護教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:実務に基づいた知識と経験が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
ガーナ政府との取極めにより、身体への侵襲行為は実施しないこととなっている。生活使用言語は主にファンティ語。不定期な停電、断水がある。