要請番号(JL51222B22)
募集終了
1代目
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
ガーナ教育サービス アッパーウェストアキム事務所
3)任地( イースタン州アッパー・ウェスト郡アデイソ ) JICA事務所の所在地( アクラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ガーナ教育サービス(Ghana Education Service:以下GES)は教育省所管の政策実施機関。学校運営、年間計画、教職員の人事管理や研修実施のほか、国内の学校教育全般にわたる運営・管理を担っており、ガーナ国内には約200カ所に地方事務所がある。アッパーウェストアキム郡は2013年に分轄された行政区であり、現在7学区に小中学校123校、高校2校(公立)がある。小中学校の規模は全校生徒約150人から600人程度。海外のドナーによる支援は無い。2021年8月~2022年1月までJICA海外協力隊(看護師/活動内容は学校保健)が派遣されていた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ガーナでは、国連児童基金(UNICEF)の支援により1992年からSHEP(School Health Education Program/学校保健)に取り組んでいる。各郡のGESには、SHEPコーディネーターと呼ばれる学校保健担当が配置され、郡内の公立の小中学校、高校における学校保健プログラムの運営管理と、各学校の保健担当教員の指導、研修を実施している。保健担当教員は、クラス担任および教科担当が兼任しているため、学校保健活動は、教員の能力や意欲によって大きな格差がある。現在小中学校7校、高校1校に保健室が設置された。JICA海外協力隊員には保健室機能の紹介や運営・管理、保健担当教員の指導のほか、保護者に対する理解促進活動の実施支援が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.小中学校を巡回し、生徒の栄養や健康状態についての調査・分析を行い、学校及び配属先に健康改善に向けた提案を行う。
2.保健室がある学校および設置を予定している学校に対し、保健室の機能や運営、管理方法の指導ほか、生徒の保健指導、応急処置について助言を行う。
3.学校保健関係者と協力し、保健担当教員を対象とした、学校保健に関するワークショップを実施する。
4.カウンターパート(SHEPコーディネーター)と学校巡回指導を行いながら、日本の学校保健室や養護教諭の役割を共有する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC、机、保健室の設備(ベッド、マットレス、扇風機、救急セット等)、現在8校に保健室を設置予定
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
所長1名(女性、50代)
SHEPコーディネーター1名(女性、40代、経験9年)
その他スタッフ60名程度(男女)
指導対象者: 小中学校、高等学校の学校保健担当約125名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(養護教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づいた支援が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
任地の生活使用言語はチュイ語。不定期な停電、断水がある。