要請番号(JL51223A47)
募集終了
3代目
・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
ホ技術大学
3)任地( ボルタ州ホ ) JICA事務所の所在地( アクラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
2016/2017年度より技術短期大学から技術大学へ改組された高等技術教育機関である。5学部15学科があり、要請のあった工学部電気・電子科の学生数は約300名、教員数は約10名である。年間の総授業数は約192時間(前後期制、学科96時間、実習96時間)である。系列校はガーナ国内に10校あり、同大学ではシニア海外協力隊1名(電気・電子機器、2017年度4次隊)、2021年12月まで青年海外協力隊1名(電気・電子機器、2019年度2次隊)が活動していた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同大学は、ガーナでも有数の高等技術教育機関であり卒業後の進路は民間企業への就職、起業、政府関係機関への就職、進学などである。しかし、講義は暗記中心の座学に偏っており、同僚講師の技術不足から実習内容が限定的であった。そのため、同大学に電子・電気機器のJICA海外協力隊員を派遣して、現在、主流になっている弱電(電子工作)系の実験演習用マニュアルと機材の整備及び同僚講師への技術指導を行い、実習を行える環境を隊員2代に渡って整えてきたが、継続した実習の実施および同学科に所属する講師への技術支援、特に電子工学に関する知識の導入が強く求められているため、引き続き、JICA海外協力隊員を要請することとなった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.学生に対して、電気・電子機器に関する基礎的な理論や実習(基礎数学、電気・電子回路デザイン、PCL言語など)の授業を実施する。
2.座学や実習で使用する新しい機材を作成する。
3.講師向けセミナーを開催する。(セミナー内容は配属先と協議したうえで決定する)
4.電子工学・電気通信実験室の整備及び整理整頓(5S手法)等を指導する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
デジタルマルチメーター、オシロスコープ(40MHz)、制御機器、電子工作用工具一式(ニッパー、ラジオペンチ、ドライバーセット、電線皮膜剥き器、はんだごて等)、PC、プロジェクター
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
学科長(男性、大卒、50代、電気通信専門)
電気・電子科講師4名(男性、大卒、30~40代、電子工学、電気通信専門)
活動対象者:
学生約300名(普通高校・工業高校卒業者)、同僚講師
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒)電気・電子 備考:体系的な知識と経験が必要となる
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:実践的な実習を行う必要がある
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
不定期な停電、断水がある。
生活使用言語は主にエウェ語、現地訓練期間中に語学訓練を行う。