要請番号(JL51223B04)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
人事院
2)配属機関名(日本語)
技術監理訓練校
3)任地( グレーター・アクラ州ウエジャ・グワベ市ウエジャ ) JICA事務所の所在地( アクラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1958年に設立された公務員研修機関。運転手、警備員、清掃員、大工・左官などの現業公務員に対し、各々の専門技術向上に加え、監督官としての管理能力を強化するための研修を実施している。2010年~2012年にはシニア隊員(当時はシニア海外ボランティア、職種:電子工学)が活動していた。年間予算約3万米ドル(人件費等を除く)、職員数約60名。
JICAでは行政人材の能力強化のための支援を継続的に実施しており、現時点では本校の姉妹機関である公務員研修センターに専門家が派遣され、研修内容の改善のための協力が行われている(2022年~2024年)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ガーナにおいても行政におけるICTの活用は喫緊の課題であるが、そのための人材育成は十分に行われていない。配属先においても、公務員に対するICT活用研修をより効果的なものとしたいと考えており、これを支援する協力隊員の派遣が要請された。将来的にはICT専門コースの開講も検討しているものの、現時点では共通科目として基礎的なICTリテラシー(Officeやインターネットの利用)を指導するに留まっている。配属先の予算は潤沢とはいえず、利用できる機材には制約があるため、同僚らと共に創意工夫し、利用可能なリソースを最大限活用しての活動が期待される。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
訓練校のIT部門に所属し、同僚らと共に以下の活動を行う。
・公務員向けICT研修カリキュラムの見直し、改善(研修内容はMicrosoft Officeの使い方、Webやe-mailの活用など初歩的なもの)
・訓練校職員に対するICT教育の実施(内容は同上)、およびそれらを活用した業務改善の検討
・訓練校内のサイバーセキュリティ対策の強化
※現在、ICT関係の研修はオンラインで実施されているが、今後の方針は未定。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
デスクトップPC 8台(Windows 10、Microsoft Office 2016)、プロジェクタ、スキャナ
インターネット接続あり(オンライン講義実施可能)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
IT部門技術者(40代、大卒・情報系)
IT部門次長(30代、大卒・文系)
IT教官 2名(30台、大卒・文系)
活動対象者:
現業公務員(職人、運転手、清掃員など)、訓練校職員
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚等とのバランス
[経験]:(指導経験)2年以上 備考:カリキュラム改善に従事するため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
不定期な停電・断水がある。
生活使用言語はガ語もしくはチュイ語。赴任後に現地語訓練を実施する。