要請番号(JL51223B06)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
ガーナ大学基礎応用科学部獣医学科
3)任地( グレーター・アクラ州アクラ ) JICA事務所の所在地( アクラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ガーナ大学は1948年設立。4学部20学科に加え、高名な野口記念医学研究所など多数の研究機関を有するガーナ最大の総合大学である。
配属先となる獣医学科は2009年設立。6年制で獣医師(獣医学博士)を養成している。学生数は約100名、教員は常勤12名、非常勤20名。大学敷地内に附属の動物病院があり、愛玩動物を対象に一般市民向けの診療サービスも提供している。またアクラ近郊に実習農園があり、ヤギ、ヒツジ、ウシ、ブタ等を飼育している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
獣医学科は設置から比較的日が浅いこともあり、質・量の両面で教員が不足している。そのため講義の多くを学外の非常勤講師に頼らざるを得ず、学生への継続的な指導が難しいことが課題となっている。また、検査・診断等の手技を実践的に教えることのできる教員も十分でない。
これら課題を受け、学生に対してより実践的な獣医学教育を提供することを主眼として今回協力隊が要請された。隊員はその得意分野・専門分野を中心に、外科、内科、病理学、臨床検査、人工授精など各分野の実践的な手技を学生に指導することが望まれている。長期的な視点では、これら隊員の活動がガーナにおける農業生産性の向上に資するものと期待される。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
ガーナにおける畜産業の発展のため、産業動物を主な対象と想定し、以下の活動を行う。
・得意分野・専門分野を中心に、獣医学に関する講義・実習等の補助、実技指導を行う
・現地で利用可能な教材、実験機材等をより活用した授業改善の提案を行う
・可能であれば、カリキュラムの改善に関する提案を行う
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
附属動物病院には手術室、臨床検査室(顕微鏡、血液分析器、蛍光免疫測定装置、電解質分析装置等設置)がある。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
学科長(獣医学博士)
その他常勤教員 約10名(獣医学、動物学等の博士号所持者)
活動対象者:
学生 約100名、常勤教員 約10名、周辺の畜産農家など
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(獣医師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
不定期な停電、断水あり。
生活活動言語はチュイ語もしくはガ語。赴任後に現地語訓練を実施する。