要請番号(JL51224A04)
募集終了
5代目
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ジェンダー・子供・社会保障省
2)配属機関名(日本語)
義肢装具訓練センター
NGO
3)任地( イースタン州ンサワン・アドアジレ市ンサワン ) JICA事務所の所在地( アクラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1961年オランダ人によって開設され、現在はアメリカのキリスト教系NGOが運営している。経営、事務、義肢装具工房、セラピー部門、入院施設部門で構成される入所型施設であり、主に先天性奇形や成人の切断患者を対象として義肢・装具の製作、ADL自立を促す指導等を行っている。また、週2回の外来診察、週2回の外来リハ(2割は成人片麻痺・整形疾患、8割は脳性麻痺)・重度心身障害児デイケアも実施中。義肢装具士の養成校も併設されている。定期的に各国の短期ボランティア(理学療法士、義肢装具士など)を受け入れている。
配属先ウェブサイト
【要請概要】
1)要請理由・背景
ガーナ国内には義肢・装具の製作や関連するリハビリテーションを実施できる施設が極めて限られるため、当センターにも全国から患者が多く集まり、常時受け入れキャパシティを超えている状況である。過去に派遣された隊員は、患者に対する治療も行いつつ、水治療法の導入支援、勉強会の実施、資機材の整理整頓や業務効率の改善、患者の動線整理など、サービスの質の向上を目指して種々の活動を行ってきた。現在活動中の隊員(5代目)は、各種社会保障制度や支援組織に関する情報提供、パラスポーツの紹介など、利用者のQOL向上にも取り組んでいる。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
リハビリテーション部門に所属し、同僚スタッフおよび義肢装具製作部門と協力しながら以下の活動を行う。
1 通所および入所者へ理学療法を実施する。また、可能な範囲で水治療法(運動療法)の実施を支援する。(対象者は乳幼児から高齢者まで)
2 定期的な通所が困難な利用者やその家族を対象に、自宅等で継続的に行えるリハビリ方法を指導する。
3 義肢装具の装着具合のチェックを行い、必要なフォローアップを実施する。
4 業務効率の改善、利用者満足度の向上に関する提案を行い、その実施を支援する。
5 社会保障制度に関する情報収集、各種支援団体等との関係強化を行い、障害者の生活の質の向上を目指す。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
治療用ベッド、平行棒、バランスボール、マット、歩行器、車いす、補装具、運動用具、リハビリテーション用プール(約6mX4m)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
センター長(アメリカ人女性、80代)
理学療法士1名、理学療法アシスタント2名、作業療法士1名(いずれも30代)
日本人理学療法士1名(隊員OV、離任予定あり)
活動対象者:
入所患者、通所患者(乳幼児~高齢者)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(理学療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚を指導するため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
不定期な停電がある。水道は断水が多いが、住居近隣に井戸あり。
生活使用言語は主にチュイ語。赴任後に現地語学訓練を実施する。