要請番号(JL51224A37)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
野口記念医学研究所
3)任地( グレーター・アクラ州アクラ ) JICA事務所の所在地( アクラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はガーナ大学の付置機関として1979年に設立。現在では西アフリカ地域でトップクラスの医学研究機関とみなされている。感染症および非感染性疾患に関する調査研究、学部生、院生等の教育、公衆衛生に資する先端臨床検査サービスの提供などを主な業務としている。ウイルス学、寄生虫学、栄養学など9の研究科があり、BSL3(Bio-Safety Level 3)検査室、液体窒素プラント、臨床実験棟などの設備も有する。
研究所の本館、先端感染症研究センター、動物実験棟などは日本政府の支援により建設された。また2022年より技術協力プロジェクト「安全・質管理向上プロジェクト」を実施している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
研究所では高価なものから簡易なものまで数千台以上の医学・生化学研究機器が設置、利用されている。中には特殊な保守部品やメンテナンス契約を要するものも多く、その維持管理には多額の費用を要している。予防保守を確実に行い、また簡易な保守・修理を内製化することコスト削減を実現するため、隊員の派遣が要請された。
所内には医学・生化学実験機器(オートクレーブ、保温器、電気泳動装置、リアルタイムPCR装置、ELISpot装置など)が多数設置されている。メーカーも平山製作所、日本フリーザー、パナソニックヘルスケア、Thermo Fisher Scientific、AID GmbH、その他多岐にわたる。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
以下の活動を通じ、同僚メンテナンス担当者らの能力向上を図る。
1. 所内医療・研究機器のトラブル対応、軽微な修理
2. 新規導入する医療・研究機器の設置調整
3. 医療・研究機器の管理履歴の整備、保守マニュアルなどの文書化
※実施中の「安全・質管理向上プロジェクト」とも協力し、5S、KAIZENなど業務改善の手法を紹介できればなお良い
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
医学・生化学実験機器多数(詳細上述)、基本的なメンテナンス工具類
4)配属先同僚及び活動対象者
カウンターパート:
メンテナンス部門長(50代、工学系大卒、男性)
配属先同僚:
メンテナンス担当者、研修受け入れコーディネーター(博士、男性)
活動対象者:
所内の研究者、学生等多数(数百名)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:実務経験に基づく支援が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
不定期な停電、断水がある。
生活使用言語はチュイ語、現地訓練期間中に語学訓練を行う。