要請番号(JL51224A42)
募集終了


11代目
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
青年・スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
ガーナ柔道協会
3)任地( グレーターアクラ州アクラ ) JICA事務所の所在地( アクラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ガーナ柔道協会はスポーツ庁傘下の競技団体のひとつであり、ガーナ代表チームの強化や柔道を通じた青少年の健全育成のために普及に取組んでいる。常勤職員数は2名。練習に使用する柔道場は、国立競技場体育館内とアクラ市内の刑務官養成学校内の2か所にあり、そのほかにも国内数カ所で指導を実施している。選手は国内外の大会に出場しており、多い時では国内大会で約150名の選手が出場したこともある。2018年、日本柔道連盟や国内民間団体から畳や柔道着が供与された。JICA海外協力隊は延べ12名の派遣実績がある。前任者は、2019年9月まで活動していた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ガーナでの柔道は1960年代に始まり、当初は警察や刑務官養成学校で新職員訓練内容に組み込まれた。その後も国内の柔道は発展し、国際大会で銅メダルを獲得する選手も現れ、2012年には初のオリンピック選手も輩出した。その後も様々な国際大会やオリンピックにガーナ人選手が出場している。柔道分野での隊員派遣は1984年から継続的に行われており、その協力実績は柔道協会から高く評価されている。今回、コロナ禍で減少した競技人口を増やし、代表チーム選手やシニア層選手の技術指導を支援することを目的に隊員が要請された。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1.ガーナ代表チームの選手およびコーチに対し、技術レベル向上のための指導をする。
2.アクラ市内刑務官養成学校などで、主に青少年に対して基礎を指導する。
3.地方都市での普及活動を実施・支援する(地方訪問は不定期)。
4.主に日本大使館が主催する行事の場において、デモンストレーションを実施し、参加者に柔道を紹介する。
5.柔道普及促進のために各種プログラムの改善や広く国民に啓発する協力活動を実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
体育館(国立競技場内、刑務官養成学校内、いずれも畳は常設ではない)、畳、柔道着など
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚コーチ:6段保持者2名、3段1名、その他数名の臨時コーチ
活動対象者:代表チーム選手、一般シニア層選手、青少年(主に10代~20代)
対象階級は主に60kg、73kgの軽量級の男性選手
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(柔道三段)
[性別]:(男性) 備考:主な競技者が男性のため
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(競技経験)3年以上 備考:指導が必要となるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
不定期な停電・断水がある。生活使用言語は主にチュイ語。赴任後に現地語訓練を実施する。
日本政府がポストスポーツ・フォー・トゥモロー推進事業(2022年度~2026年度)を行っており、「オールジャパンとして今後5年間に世界の700万人にスポーツの価値を届ける」ことの一端を担うことになる案件である。