要請番号(JL51224A47)
募集終了
2代目
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
ガーナ教育サービス ケープコーストサイエンスリソースセンター
3)任地( セントラル州ケープコースト特別市 ) JICA事務所の所在地( アクラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ガーナ教育サービス(Ghana Education Service)は、教育省傘下の教育行政機関であり、就学前教育、初等教育、中等教育、特殊教育における指導監督、教員研修、人事管理のほか、年間計画、カリキュラム管理など、学校教育全般にわたる運営・管理を担っている。サイエンスリソースセンターは、配属先が管轄する近隣にある小中学校(6-15歳)の理科の授業を担当する施設で、2010年に設立された。約1日4コマ、実験を取り入れた理科の授業が実施されている。現在1名のJICA海外協力隊員(理科教育)が活動している(2024年7月まで)。年間予算は約1300米ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ガーナ政府は基礎教育の従来のカリキュラムを見直し、2019年9月から新カリキュラムを導入した。新カリキュラムでは理科における実験が重要視されており、実験を通した学びが推奨されているが、地方には実験室を備えた学校はなく、また実験を取り入れた授業を実践できる教員は少ない。JICA海外協力隊は、リソースセンターを利用する小・中学校の生徒に楽しい実験を取り入れた授業を実施し、生徒の理科への興味・関心を高めるとともに、理科分野の学力向上に貢献することが求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 小学校高学年から中学生を対象にセンター配属の教員とチームティーチングで実験を中心とした理科の授業を実施する。
2. 現地で入手可能な材料を使った教材の開発と教材を取り入れた授業を提案する。
3. 派遣中のJICA海外協力隊と連携し、現地教員向けの教材紹介やモデル授業を行い、教員の指導力の向上に努める。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
理科実験室(基礎的な実験器具は有)
4)配属先同僚及び活動対象者
センター所属同僚:
コーディネーター1名(男性、50代、学士)
理科インストラクター4名(男女、20代-50代、学士)
活動対象者:
近隣小中学校約10校、1クラス約35人
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(理科))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(指導経験)3年以上 備考:教員への助言が求められるため
[汎用経験]:
・理科実験の経験や薬品・器具の知識
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
不定期な停電・断水がある。
生活使用言語はファンティ語。赴任後に現地語訓練を実施する。