要請番号(JL51224B07)
募集終了
4代目
・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ジェンダー・子供・社会保障省
2)配属機関名(日本語)
アフリカ障害者協会
NGO
3)任地( ボルタ州ホ市 ) JICA事務所の所在地( アクラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
障害当事者とその家族のエンパワーメントを支援するNGO。2002年に障害当事者が中心となりVoice Ghanaとして設立、2023年に改名されAfrica Disability Instituteとなった。ボルタ州・オチ州を中心に約50の自助グループを通じて1,000名以上の身体・知的・精神障害者とその家族を組織化。行政等との関係を構築しながら、グループの能力強化、各種支援制度へのアクセス支援、社会参画促進のための啓発活動実施などに取り組んでいる。2023年には日本大使館の支援によりカウンセリング拠点施設が建設された。現在、3代目の長期隊員(コミュニティ開発)が活動中(2026年1月まで)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先はこれまで主にコミュニティへの巡回訪問活動を通じて自助グループへの支援、啓発活動の実施などを行っており、協力隊員は各種プロジェクトの運営や実施を支援してきた。今後は新規に建設したカウンセリングハブ施設も活用し、障害者やその家族の相談事への対応、政府機関や他のNGO等が提供する各種支援制度の紹介などにも力を入れていくことになっており、より専門的な活動が想定されるため今回の要請に至った。
ガーナでは政府機関による福祉サービスの提供は質・量ともに限られるため、他のNGOとの連携、および自助グループを通じてコミュニティからの理解と支援を得ていくことが重要である。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先関係者や地域の人々と協力し、障害者の生活の質の向上、インクルーシブ社会の実現のため以下の活動を行う。
1 政府機関、NGO等が提供する福祉・支援サービスについて情報収集し、ネットワークを強化する。
2 障害当事者や家族が福祉・支援サービスに適切にアクセスできるよう、情報提供、カウンセリング等の実施体制づくりを支援する。
3 配属先が日常実施する活動(自助グループへの巡回支援、コミュニティ啓発、ステークホルダー会議など)に帯同し、その支援を行う。
4 プロジェクト・プロポーザル等の作成を支援し、国内外の支援団体、NGO等からの資金調達能力を強化する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC、プリンタ、コピー機、スキャナー、プロジェクター等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
代表者(40代、男性、経験20年、障害当事者)
活動対象者:
同僚(20-40代、9名、障害当事者2名を含む)
対象地域の障害当事者とその家族など(英語を話さない方もいる)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づく支援が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
生活使用言語はエウェ語。赴任後に現地語学訓練を実施する。
停電は不定期に起こるが、通常1日未満で復旧する。断水は数日間に及ぶ場合がある。