2024年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL51224B13)
募集終了

国名
ガーナ
職種コード 職種
H106 保健師
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/2 ・2025/3 ・2026/1
配属先外観 任地のヘルスセンターの外来部門 任地のヘルスセンター母子保健部門 任地のヘルスセンター母子保健部門

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

ガーナ保健サービス アダンシ・アクロフォム郡保健局

3)任地( アシャンティ州アダンシ・アクロフォム郡アクロフォム ) JICA事務所の所在地( アクラ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 7.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ガーナ保健サービスは保健省直轄の保健政策実施機関である。配属先は2つの亜郡を管轄し、地域全体の保健・医療にかかる様々な事業の運営と管理を行っている。総務・管理部門と各専門分野担当に分かれ、隊員は主に栄養担当者と活動を行う。栄養担当者は地域の母子保健(妊婦健診・乳幼児健診等)に関する活動の調整、モニタリング、助言や、各保健施設からの情報収集、データ集計等を実施している。ガーナではJICAの技術協力プロジェクトが開発・導入に携わった「統合版母子手帳」が全国的に導入され、本地域はそのパイロット介入研究地域の一つ。JICA海外協力隊員派遣実績はない。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ガーナでは2030年までにすべての人々が質の高い基礎的医療とサービスへアクセスできることを目標にしており、母子保健、栄養は重要課題のひとつとなっている。配属先管轄下では近年母乳の中断や適切ではない離乳食の早期開始による乳幼児の低体重や発育不全事例、妊婦の貧血が増加している。また、乳幼児健診での正しい発育状況の記録にも課題がある。そのため、妊婦や母親に対する栄養補助食品の配布や現地で手に入る食材を利用した食事の啓発指導にも取り組んでいるが、人員、研修機会の不足により保健スタッフに対する指導が十分に行えていない。このような状況の下、隊員には乳幼児健診への参加と、母子手帳を活用した栄養と成長記録に関する助言が期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の栄養担当者、地域保健施設のスタッフと一緒に以下の活動を行う。
1. 乳幼児健診で地域保健スタッフに対し、身長・体重などの成長記録の記載の仕方について助言を行う。
2. 地域保健施設、コミュニティ、家庭などを巡回し、2歳未満の乳幼児の栄養不足に関する情報収集、分析を支援する。
3. 妊婦健診等で、妊婦に対して食事や貧血・感染予防など妊娠中の過ごし方について啓発する。
4. 可能な範囲で地域保健スタッフに対して、母子健康手帳の正しい活用や乳幼児健診の改善に関する助言を行う。
5. その他、配属先が求める活動を配属先スタッフと共に実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

配属先事務所にある事務機器、PC、プリンター、体重計、血圧計等基礎的な医療器材

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
局長(男性、50代)、保健師(2名)、栄養士(1名)
ほか感染症対策担当、保健統計担当など 合計12名
活動対象者:主に地域看護師、妊婦、乳幼児等
ヘルスセンタ―数2、クリニック数1
地域保健施設 6
郡人口 42,000人

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(保健師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚と同様の学歴が求められる

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づいた支援が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

ガーナ政府との取極めにより、身体への侵襲行為は実施しない。
生活使用言語は主にチュイ語、赴任後に現地語訓練を実施する。
停電は不定期に起こるが、通常1日未満で復旧する。断水は数日間に及ぶ場合がある。