要請番号(JL51225A29)



2代目
・2026/1 ・2026/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
貿易・アグリビジネス・産業省
2)配属機関名(日本語)
ガーナ企業庁 オブアシ ビジネスリソースセンター
3)任地( アシャンティ州オブアシ市 ) JICA事務所の所在地( アクラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス+車 で 約 8.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
貿易・アグリビジネス・産業省傘下のガーナ企業庁(Ghana Enterprise Agency:GEA) は、国内中小・零細企業の自律的・持続的な成長を促すため、ビジネス開発支援サービス(Busienss Development Service:BDS)を提供している。その拠点として研修室などの設備を有するビジネスリソースセンター(BRC)を全国約80ヶ所、小規模拠点であるビジネス開発センター(Business Advisory Center:BAC)を全国約200ヶ所に設置しており、配属先はそのひとつである。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ガーナ政府は産業化の推進と輸入国から輸出国への転換を掲げ、「中所得国」入りを達成したが、全企業の90%以上を占める国内企業のさらなる発展促進のため、企業育成に重点的に取り組んでいる。JICAは、2012年から2018年までBRC/BACスタッフの簡易な企業診断やカイゼン(日本の品質・生産性向上手法)指導能力向上のための技術協力を実施。また更なる企業支援能力の強化及び、専門的知識・スキルのある外部機関と連携した支援を行うため、2020年より2026年までの予定で「カイゼンを用いた企業振興プロジェクト」を実施中である。本要請では企業支援を行うBRCスタッフの能力向上を支援することで、管轄地域の経済発展に貢献する。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先(BRC)関係者と協力し、BRCの企業支援能力強化を目指して以下の活動に取り組む。
1.スタッフの企業支援能力強化について支援を行う。
-管轄地域内の中小企業の状況とそれに対してBRCが行う様々なビジネス開発サービスについて把握する
-スタッフが行う中小企業への経営改善 及び生産管理(カイゼン普及)を含む展開を支援する
2.効果的かつ持続的な企業支援をBACが行うための運営体制強化についての支援を行う
3.JICA関係者と現場における課題や中央政策レベルの取り組みなどについて情報交換を行いながら、上記2の活動を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
デスクトップPC1台、ラップトップPC1台、プリンター、プロジェクター
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
センター長(男性、大卒、40代)
BRCスタッフ10名
(常勤・臨時スタッフ、男女、大卒、20~40代)
活動対象者:
BRCスタッフおよび管轄地域内の中小企業
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚と同程度の学歴が求められる
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づく指導が必要
[参考情報]:
・企業に対する課題解決・提案業務経験が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
不定期な停電・断水がある。停電は数時間程度で復旧することが多いが、断水は数日間以上に及ぶこともあり。
生活使用言語は主にチュイ語。赴任後に現地語訓練を実施する。