要請番号(JL51518A03)
募集終了
4代目
・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
環境・天然資源省
2)配属機関名(日本語)
ケニア野生生物公社(KWS)メルー国立公園
3)任地( ムレラ ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ケニア野生生物公社は野生生物保護及び保護区の管理・運営にあたる政府系機関。全国50箇所以上の国立公園・保護区を有し、密猟者の取り締まり、保護区の警備、野生生物と住民間のトラブル対処、住民に対する環境保全教育などにあたっている。JICAとは技術協力プロジェクト「野生生物保全教育強化プロジェクト」(2005年2月-2008年2月)を実施するなど、長い協力実績がある。メルー国立公園は、小説「野生のエルザ」の舞台として有名になった。絶滅危惧種であるグレビーシマウマの棲息地としても知られている。活動拠点は国立公園内の教育センターとなる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
メルー国立公園には講義室、ホステルが設置された教育センターがあり、周辺住民及び来園者に対して、野生生物保全に関する啓発活動を実施している。同国立公園にはこれまで3代にわたり青年海外協力隊(JV)(環境教育)が派遣され、インハウス・プログラム(国立公園内の教育センターを訪問した来園者向けの環境教育活動)とアウトリーチ・プログラム(国立公園近隣の学校やコミュニティを訪問して展開される環境教育活動)の改善と充実に取り組んでいる。現在活動中のJVは教育センターのミュージアム化、ごみ問題意識の向上の他、エコロジートリップにおける指導方法の改善を図っている。これらの活動の定着のため後任JVの要請があった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
上述の前任者の活動成果を引き継ぎながら同僚と協働し教育プログラムの継続的な充実、実施に取り組む。
1.任地特有の資源を活用し任地にあった体験型の教育手法を提案、定着させる。
2.教育センターのミュージアム化(既存展示品の改良、ハンズオン展示の作成による展示物の拡充)。
3.エコロジートリップにおける指導方法の定着。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC、プロジェクター、発電機、スクリーン
4)配属先同僚及び活動対象者
配属される教育部門は、教育センター長(女性)1名、レンジャー6名、事務職員1名の合計
8名。活動対象者は同僚ケニア人、一般来園者(ケニア人小中学校生徒、一般ケニア人、外国人)及び国立公園近隣の小中学校生徒、地域住民)
5)活動使用言語
スワヒリ語
6)生活使用言語
スワヒリ語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚と同等の学歴が必要
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:環境教育を実践するため
[参考情報]:
・実務経験は環境関連活動、教材・展示制作等
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(10~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)