要請番号(JL51518A05)
募集終了
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
環境・天然資源省
2)配属機関名(日本語)
ケニア野生生物公社(KWS)ナクル湖国立公園
3)任地( ナクル ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ケニア野生生物公社は野生生物保護及び保護区の管理・運営にあたる政府系機関。全国50箇所以上の国立公園・保護区を有し、密猟者の取り締まり、保護区の警備、野生生物と住民間のトラブル対処、住民に対する環境保全教育などにあたっている。JICAとは技術協力プロジェクト「野生生物保全教育強化プロジェクト」(2005年2月-2008年2月)を実施するなど、長い協力実績がある。ナクル湖の湖水はアルカリ性で、かつてはフラミンゴ飛来地として有名だった。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ケニア野生生物公社の管轄する国立公園内の自動車整備施設に、公園内で使用する車両整備技術支援のため、1979年から2010年の間に、40名以上の青年海外協力隊(JV・自動車整備)が派遣された。配属先の自動車整備部門は、ナクル湖国立公園を含むリフトバレー保護区にある全ての国立公園の車両の整備を行っており、2006年3月から2年間JV(自動車整備)が派遣され、修理技術の向上、修理環境の整備等を行っていた。 しかし、その後自然現象による湖水面の上昇により、ナクル湖湖畔にあった整備場、事務所、倉庫等は水没し、国立公園に隣接する高台に余儀なく移転されることとなった。移転後の自動車整備施設は十分なスペースが無く、機材、部品等は移転当時から適切に管理されていない状況。自動車整備士は一旦配属されると新しい技術を学ぶ機会がほとんどなく、整備士の技術力向上のためJVの要請があった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚の自動車整備士と協働しながら、以下の活動を行う。
1.OJTによる自動車整備技術のスキルアップ(ほとんどの車両がジーゼルエンジン。トヨタランドクルーザー等の日本製四輪駆動車、トラック、バスが大半)。
2.5Sの導入、実践による自動車整備場、倉庫等の環境整備(整理整頓)。
3.可能な範囲で、新しい整備技術、知識の紹介。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
基本的な工具一式、エンジンチューナー、ホイルバランサー、タイヤチェンジャー、等
4)配属先同僚及び活動対象者
自動車整備部門長(男性、1名)、監督官(男性、1名)、自動車整備士(男性、3名)、電装担当者(男性、1名)、重機担当者(男性、1名)、板金担当者(男性、1名)、塗装担当者(男性、2名)、事務員(女性、1名)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
スワヒリ語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(2級ガソリン・ジーゼル自動車整備士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:修理の実務を指導するため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(10~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
対象となる自動車はほとんどがジーゼルエンジン