要請番号(JL51518A07)
募集終了
2代目
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
水・灌漑省
2)配属機関名(日本語)
ナロック上下水道会社
3)任地( ナロック ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はケニアに120余りある上下水道会社(WSP)の一つで、ナロック(人口約5万人)とその周辺地域に対する上水と下水道サービスを提供している。配属先は2007年に民営化された。年間予算は50万米ドル程度で、技術部門、営業部門、サポート部門からなる。
JICAは同配属先に対し技術協力プロジェクト「無収水管理プロジェクト(2010年9月-2014年10月)」、無償資金協力「ナロック給水拡張計画(2013年7月-2016年3月)」を実施している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
上記、無償資金協力「ナロック給水拡張計画」により、ナロックに新しい浄水場が建設された。新浄水場での新しい検査機器による水質検査技術の移転および水質検査の質の維持を図るため、2017年1月から水質検査の青年海外協力隊(JV)が派遣され、現在活動中である。同JVは、水質検査室の環境改善、検査技術の向上に取り組む他、無収水管理活動の補助(漏水、メータの誤作動などを減らし料金回収につなげる)を行っている。しかし、配属先スタッフのみで一定程度の質を確保した水質検査ができるレベルに到達し、定着するまでには至っておらず、後任を要請することとなった。なお、水質検査の初代JVの前に、コンピュータ技術のJV(2014年3月-2016年9月)が派遣されており、上水道のパイプラインのマッピングを行っていた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
前任者の活動成果を引き継ぎながら、同僚と協働しながら以下の活動を行う。
1.水質検査技術の質の安定化と定着。
2.浄水場の水質検査室の環境改善。
3.水質管理に関するデータベースの改善。
4.水質検査結果の浄水場オペレーションへの反映。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
浄水場の処理能力4,000立方メートル/日。pHメーター、簡易濁度計、遊離残留塩素計、簡易水質検査薬品キット、高圧蒸気滅菌器、恒温培養器、紫外可視分光光度計、ジャーテスタ、超純水製造装置他
4)配属先同僚及び活動対象者
社長(男性、1名)、技術部長(男性、1名)、水質検査担当者(男性1名、女性2名)、他スタッフ総数約30人。
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
スワヒリ語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)化学 備考:同僚と同等の学歴が必要
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:水質検査の実務を指導するため
[参考情報]:
・大卒の薬学、もしくは理学でも可
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(10~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)