【配属機関概要】

3）任地（ シアヤ ） JICA事務所の所在地（ ナイロビ ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 8.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

本保健事務所は地域病院に併設されており、保健師や公衆衛生官などによる保健管理チームが管轄下にある保健センターや診療所の保健医療サービスやコミュニティでのマネージメントの監督、アドバイスを行なっている。
同地域の人口は21万5千人で、年間予算は約750万円。
過去には、JICA技術協力プロジェクト「ニャンザ州保健マネージメント強化プロジェクト」(2009年7月-2013年6月)のモデル地域であった。同配属先には現在、保健師(2016-2)、コミュニティ開発(2016-3)の2名の青年海外協力隊(JV)が活動中。平成25年度1次隊、平成27年度1次隊で栄養士のJVが派遣された。

【要請概要】

1）要請理由・背景

配属先が管轄する地域の保健指標はケニア国内で最低水準であり、HIV、マラリアなどの感染率が高い。多くの住民が栄養に対する正しい知識がなく、食事量の不足や栄養バランスが偏っているため、正しい栄養知識の普及が大きな課題となっている。
隣接する病院を受診する栄養失調やHIVの患者に対しての栄養指導や、コミュニティに対しての栄養指導が行われているが、人口に対しての栄養士が圧倒的に足りず、ケニア人栄養士と協働しながらの活動がボランティアに求められている。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

ボランティアは保健事務所を拠点とし、配属先同僚と協力して以下の活動を行う。
1.コミュニティを訪問し、各地域の状況を把握すると共に課題を抽出し、改善に取り組む。(配属先には医療巡回車があり)
2.コミュニティ、学校などでの栄養に関する指導、啓発活動を行う。
3.来院する栄養失調やHIVなどの患者に対しての栄養指導を行う。
4..同配属先や同分野のJVとの情報交換等による連携で、地域の課題解決にむけた活動を行う。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務机、椅子、自転車

4）配属先同僚及び活動対象者

同僚の栄養士2名(女性30代、保健管理チーム所属、女性20代、病院所属)
保健事務所長(40代男性)
保健管理チーム17名(20-50歳代の男女)

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

JICAの判断により、訓練言語を「生活使用言語」に変更する場合がある。