要請番号(JL51518A12)
募集終了

3代目
・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
ウゲニャサブカウンティ保健事務所
3)任地( ウゲニャ ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 9.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
本保健事務所は地域病院に併設されており、保健師や公衆衛生官などによる保健管理チームが、管轄下にある18の保健センターや診療所の保健医療サービスやコミュニティでのプライマリーヘルスケア活動の管理、アドバイスを行っている。同地域の人口は12万8千人で、年間予算は約200万円。
過去には、JICA技術協力プロジェクト「ニャンザ州保健マネージメント強化プロジェクト」(2009年7月-2013年6月)のモデル地域であった。同配属先には現在、栄養士(2016年度3次隊)、コミュニティ開発(2016年度4次隊)、看護師(2017年度2次隊)の3名の青年海外協力隊(JV)が活動中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
保健省は2006年に住民が主体的に予防や健康促進活動に取り組むコミュニティヘルス戦略を導入した。この取り組みは地域住民の中から選ばれたコミュニティヘルスボランティア(CHV)が、地域住民へ啓発活動や健康指標の集計を行うと共に、住民と医療機関を結ぶ役割を担っている。保健事務所にはCHVを指導、育成するコミュニティヘルス普及員(CHA)がおり、地域全体の健康改善を図っている。
配属先が管轄する地域の保健指標はケニア国内で最低水準であり、HIV、肺炎、結核、マラリア、スナノミ症などの疾病が多く、家族計画、母子保健、予防接種、栄養改善、公衆衛生などの取り組みも行っている。ボランティアは、CHVやCHAと共に地域の人々への健康改善への取り組みが求められている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
ボランティアは保健事務所を拠点とし、配属先同僚と相談しながら自身の得意分野に合わせ以下のような活動を行う。
1.配属先のCHVやCHAと共にコミュニティを巡回し、各地域の状況を把握する。
2.CHVから提出される保健指標を取りまとめ、データ分析を行い課題を把握し、評価を行う。
3.同僚とともに、コミュニティ、学校などでの健康に関する啓発活動、予防教育の実施。
4.同配属先や同分野のJVとの情報交換等による連携で、地域の課題解決にむけた活動を行う。
5.CHVに対し,住民の現金収入に関わる支援・助言ができれば望ましい。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
単車(JICA事務所からの貸与。赴任直後は徒歩圏内を中心に活動する)、オフィス
4)配属先同僚及び活動対象者
コミュニティヘルス普及員7代(男女とも 30代から50代 )
保健事務所長(40代男性)
保健管理チーム12名(20-50歳代の男女)
コミュニティヘルスボランティア約250名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
スワヒリ語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・健康管理などに関する知識や経験
任地での乗物利用の必要性
単車(小型自動二輪免許が必要)
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
JICAの判断により、訓練言語を「生活使用言語」に変更する場合がある。