要請番号(JL51518A18)
募集終了
5代目
・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
東アフリカ共同体・労働・社会保障省
2)配属機関名(日本語)
ケリチョ更生学校
3)任地( ケリチョ ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は紅茶の産地として有名なケリチョにある全寮制の男子更生施設である。配属先では、軽犯罪を犯した子どもや、保護者の養育を受けることができない子ども、ストリートチルドレン等に衣食住を提供し、社会復帰・再犯防止を目指した教育機会の提供とカウンセリングを実施している。また同施設にはリマンドホームと言われる児童一時拘置施設が併設されている。
職員数20名、収容者は約60名、11-15歳の男子が収容され、最長3年間配属先で生活している。現在4代目の青年海外協力隊(JV)(2016年度4次隊/青少年活動)が活動中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先の教育部門では、歴代JVが子どもたちのソーシャルスキル(協調性や規律など精神的なもの)の向上のため、体育・スポーツの導入に注力してきた。従来はほとんど行われていなかった課外活動、体育・ゲーム等が、配属先職員の努力で少しずつ実践されるようになってきている。
しかしながら子どもたちの更生・社会復帰を目的とするカウンセリングが形骸化しており、十分に機能していない。子ども達一人ひとりの状況が十分にモニタリングされておらず、個人別の更生評価の記録に反映されていない。特に学業・体育等で見られる子どもたちのソーシャルスキルの変化・成長が反映される仕組みがない。配属先として現状を改善したいと考えており、精神面での子どもの成長・変化を更生評価を行い、個別カウンセリングの質の向上につなげたいとJVの要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.子ども達のソーシャルスキルの向上を目指し、体育、スポーツの授業を同僚とともに実施し、子ども達の変化・成長を把握する。(体育以外に、小学校低学年レベルの算数の指導が含まれることもある。)
2.授業を通じて把握した子ども達の変化・成長を同僚と共有し、個別評価を実施する方法を工夫する。
3.カウンセリング部門での個別記録、子ども達へのフィードバックの方法を、同僚とともに検討し、カウンセリングの実践・改善を目指す。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務所スペース、事務机、イス、運動場
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先上司・同僚】
施設長(女性)、社会福祉担当職員8名、教員3名、警備員2名、秘書3名、調理師3名
【対象者】
男子(11-15歳くらい) 約60名(変動あり)
5)活動使用言語
スワヒリ語
6)生活使用言語
スワヒリ語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(短大卒) 備考:同僚と同等の学歴が必要
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・青少年を対象に指導・活動をした経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(10~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)