要請番号(JL51518A31)
募集終了
2代目
・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
カンジャ初等学校
3)任地( カンジャ ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はケニア山の麓に位置する通学制の公立初等学校で、1956年に設立された。日本の小学校1年から中学校2年に相当する8学年が在籍しており、幼稚園を併設している。教員数は19名、児童数は約660名(1クラスは40-50名、男女比1:1)。地域では比較的大規模校である。周辺は茶の栽培が盛んな地域で、農村地帯であるが比較的人口が多い。初等教育修了の統一試験の同校の成績は、地域70校中では中位に位置している。年間予算は約130万円。
2013年1月-2015年11月までJV(青年海外協力隊: 理数科教師/平成24年度3次隊)が派遣されていた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ケニアでは2003年に初等教育が無償化され、就学率は高まったものの、学習環境の整備や教員の養成は不十分で、教育の質については課題が残されている。配属先でも理系教科を指導できる教員が不足している。また授業内容は説明中心で、児童の理解が進まないという問題を抱えている。
前任者は、補助教材等を使ったり、演習を増やしたりして、実践的で分かりやすく生徒が興味を持てる授業を行った。また生徒の個別の理解度に考慮した指導を心がけた。これらを配属先校長は高く評価しているが、同僚の教員が実践するには至っていないため、引き続きJVの要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 4-7年生(日本の小4から中1相当)の生徒に対し、生徒主体で学び合う数学の授業を実施する。(内容は日本の小学校と同等レベル。)
2. 朝、放課後、週末などに行われる補講を、可能な範囲で担当する。
3. 同僚教員と互いの授業の見学や、意見交換を通し、同僚と共に指導力の向上に努める。
4. 放課後のクラブ活動を可能な範囲で担当する。子どもたちに運動を通じて身につく、チームワーク、集中力、規律を守る姿勢などを指導する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教室、黒板、サッカーボール、バレーボール
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
校長:女性、副校長;男性
教員:19名(35-59歳、教員免許所持、経験年数10-30年)
【指導対象】
小学校4-7年生(日本の小学校4年生から中学校1年生相当)の男女
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
スワヒリ語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(指導経験)3年以上 備考:即戦力が求められる
[参考情報]:
・教員免許(校種・教科問わず)
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(10~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
JICAの判断により、訓練言語を「生活使用言語」に変更する場合がある。