要請番号(JL51519B05)
募集終了
2代目
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
?保健省
2)配属機関名(日本語)
マチャコスレベル5病院
3)任地( マチャコス郡(カウンティ)、マチャコス ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は1920年に設立され、救急外来、一般外来、一般病棟(女性/男性)、産科病棟、小児病棟、手術室、リハビリ室、放射線室等16部門から構成されている。入院施設は600床、スタッフは約600名が勤務している。同カウンティはケニア保健省からユニバーサルヘルスカバレッジ(UHC)実現のため、パイロット地域と指定されている4つのうちの一つ。同地域は交通の要所であり交通事故の発生が多く、救急外来は他カウンティからも受け入れている基幹病院。過去に看護師のJICA海外協力隊(JV、平成26年1次隊)が派遣され、5S改善活動を行った。またキューバ国からの支援として、キューバ人医師2名が派遣されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ケニア保健省はKenya Quality Model For Health(KQMH)と称し、JICAの支援のもと5S改善・品質向上などの手法を導入しはじめ、現在は全国的に展開し医療サービスの質の向上とスタッフの能力開発を行っている。同病院は2013年より各部署より選出された品質改善チーム(QIT)で5S改善活動を実施し、現在は各部署に業務改善チーム(WIT)のメンバーが任命され、ほとんどの部署で物品のラベリング、棚の設置などの整理、整頓、清潔活動を実施している。
今後、次のレベルにステップアップするため、知識や手法の助言を必要としており、更に活動を展開し増え続ける患者に対しての保健サービスの質の向上を図りたいと考え、要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
ボランティアはQITメンバーに所属し、メンバーと共に以下の活動に取り組む。
1.病院内の5S改善活動の進捗状況を把握し、課題に応じた活動を実践する。
2.定期的な院内巡回で活動のモニタリング及び評価を行い、助言やトレーニングで改善活動の定着を図る。
3.同僚と共に管轄下の病院、診療所を訪問し、5S改善を普及する。
・QITやWITのメンバーは担当業務の傍らに5S改善活動に取り組んでおり、モチベーションの維持が難しい。メンバーと協働し、活動の活性化が期待される。
・対象人数が多いこともあり、助言者としてリーダシップが求められている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務机、椅子
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
50代男性、クリニカルオフィサー(医師ではない)
JICA研修員として日本とタンザニアでの5S改善の研修経験あり
活動対象者:QITメンバー16名、WITメンバー100名、病院スタッフ計600名
管轄下の病院、診療所、ヘルスセンターは計約160ヶ所
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
スワヒリ語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:助言に必要なため
[参考情報]:
・医療経験が望ましいが必須ではない
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(10~26℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)