要請番号(JL51519B08)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
?保健省
2)配属機関名(日本語)
ニャカチサブカウンティ保健事務所
3)任地( キスム郡(カウンティ)、アワチ ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 7.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
キスムカウンティはケニア保健省からユニバーサルヘルスカバレッジ(UHC)実現のため、パイロット地域と指定されている4つのうちの一つで感染症が課題とされている。配属先はキスムの6つのサブカウンティのうちの一つを管轄する保健事務所である。事務所は地域病院に併設しており、事務所長のもとに保健マネージメントチームがあり、管轄地域にある医療施設で提供される保健医療サービスの指導、助言や、地域住民を対象とした保健プロモーション活動を行っている。
同地域の人口は約16万人、管轄下の診療所、ヘルスセンターなどの医療施設は30ヶ所。同地域は乾季には強い乾燥、雨期には洪水が起こる。多くの人々は農業に従事している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先では地域内の医療施設を巡回し、各施設において医療サービスの質の向上と共に、地域・コミュニティにおける健康や衛生を支える健康教育活動にも取り組んでいる。同地域に多い疾病は、マラリア、肺炎、下痢、HIV/AIDS、栄養失調など。管轄下の病院、診療所にワクチンや薬の配布、医療巡回サービスを行っており、また、コミュニティで個別訪問し、疾病データの集計を行い、病気予防の課題を伝え、コミュニティでの集会や学校でのヘルスクラブ等で健康促進の予防啓発活動も行っており、それらの活動もさらに発展させ、地域の医療サービス提供の向上や人々の健康を促進したいと考え、要請に至った。
過去には、JICA技術協力プロジェクト「ニャンザ州保健マネージメント強化プロジェクト」(2009年7月~2013年6月)が実施されていた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
ボランティアは保健事務所を拠点とし、配属先同僚と協力して以下の活動を行なう。
1.コミュニティや学校、また隣接する病院での健康教育、予防啓発活動の実施。
2.配属先のスタッフもしくは地域の保健ボランティアと共にコミュニティを巡回し、疾病の状況把握とフォロー(受診促進)の支援、助言を行う。
3.配属先が実施している保健プロモーション活動(HIV/エイズ、マラリアの予防活動)に関する支援。
4.配属先スタッフと共に医療施設を巡回し、医療サービスの状況把握を行い、改善のための支援を図る。
5.同分野の隊員との情報交換等による連携で、課題解決にむけた活動を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務机、椅子
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:保健師、パブリックヘルスオフィサー4名(30-50代の男女)
保健事務所長(40代女性)
保健管理チーム 17名(20歳代~50歳代の男女)
活動対象者:地域住民
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
スワヒリ語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(看護師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:巡回指導、助言を行うため
任地での乗物利用の必要性
自転車
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(10~26℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
JICAの判断により、訓練言語を「生活使用言語」に変更する場合があります。