要請番号(JL51519B17)
募集終了
4代目
・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農畜水産・灌漑省
2)配属機関名(日本語)
ハミシサブカウンティ農業事務所
3)任地( ビヒガ郡(カウンティ)、シャマホホ ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 8.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、ビヒガカウンティ農業省下の農業事務所であり、農業各分野(農業、アグリビジネス等)の農業普及員を擁し、農家への農業普及活動の調整・管理・技術指導そして、ワークショップなどを行っている。JICAでは、2015年まで「小規模園芸農民組織強化・振興ユニットプロジェクト(SHEPUP)」を実施し、カウンティ主導で地域の農民組織への研修を中心とした能力向上支援を行っていた。
同カウンティには5つのサブカウンティがあり、ルアンダでは2代目JICA海外協力隊、ビヒガ、サバティアおよびエムハヤではそれぞれ初代隊員が活動している。同配属先では4代目の要請である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先では、主に農民への農業技術普及、加工、マーケティング支援を行っている。自給農家が大半を占める同地域においては、特に若い世代の営農意識向上が大きな課題。限られた予算・人員の中での農民支援は十分とは言えず、農家のニーズに即した研修の企画、実施、モニタリングを支援できる人材が求められている。
「SHEPUP」プロジェクトでは、農民組織を対象に、栽培からマーケティングまで、市場に対応できるよう能力向上支援を実施した。初代および2代目隊員は、農業のビジネスとしての魅力を伝えるため、小中学校の農業クラブでSHEPアプローチを使った農業を子供たちと実践した。子供たちに成功体験を積ませることで、農業離れを止めることが期待される。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
3代目隊員は、学校での農業クラブ運営支援等のサポートや、地域の農家の収入向上および後継者育成を図るため、収量向上に向けた土壌改善手法の調査と普及、新規作物としてネリカ米試験栽培を試みている。後任隊員に対しては、前任の活動を引き継ぐ、もしくは、自身の得意分野を活かした支援や助言が求められている。
1.小中学校での農業クラブ運営支援および実施補佐。
2.管轄地域農民や農民グループの現状把握・ニーズ把握調査の実施。データ収集、活用。
3.農民グループ支援。レコードキーピング、マーケット調査、生産計画、販売等のグループ活動支援。
4.ICTを用いた作業効率化支援、配属先が所有する各種データを分析し業務への活用提案。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
サブカウンティ農業オフィサー(事務所長) 1名 男性、
配属先スタッフ(クロップオフィサー、アグリビジネスオフィサー等) 3名
サブカウンティ内の各地区における農業改良普及員 10名
活動対象者:
地域のコミュニティ、農家グループ、ユースグループ等
5)活動使用言語
スワヒリ語
6)生活使用言語
スワヒリ語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・農業や農村開発に関する知識や経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(10~26℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
SHEP概要については下記URLを参照ください。
https://www.jica.go.jp/activities/issues/agricul/approach/shep/index.html