要請番号(JL51519B27)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
ティカ盲学校
3)任地( キアンブ郡(カウンティ)、ティカ ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は1967年に教会の支援によって開設され、1971年に公立校となったケニアでは歴史ある盲学校。全盲や弱視の障害のある寄宿制特別支援学校である。在校生は小学校を卒業した14歳から28歳の343名(男子220名、女子123名)。ほとんどが、眼に障害をもつ生徒であるが、数名軽い知的障害をもった生徒もいる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ケニアの特別支援教育の方針として、障害のある生徒と障害のない生徒が共に学ぶインクルーシブ教育に取り組み始めており、同校は全国で16校指定されたパイロット校の一つ。障害をもたない生徒は全校生徒の1割強の約40名であり、今後もインクルーシブ型特別支援教育の模範となる学校。
今回、シニア海外ボランティア(SV、2018-2障害児・者支援)が派遣されているケニア特別支援教員養成校(KISE)より、同校に青年海外協力隊を派遣して連携による特別支援教育のレベルアップを図りたいと希望があった。
校長に確認したところ、生徒たちの日常生活動作の向上と共に、卒業後の自立に向けた助言も受けたいと申し出があった。なお、同校からは過去に生徒が日本へ留学して指圧の技術を身につけ、現在はナイロビで自立した生活を送っていることもあり、日本への親近感がある。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.同僚教師とともにクラスを担当し、音楽・体育・図画工作等の授業を計画・実施したり、日常生活動作の向上を支援する。
2.同僚教師向けのワークショップや、各クラスへの巡回指導を通して、障害のある児童生徒に対する授業や支援方法について実践と理解促進を図る。
3.地元で手に入る安価な物を使って教材を作成し、生徒が楽しく学べるような学習環境を整備する。
4.可能であれば、生徒が卒業後の自立に向けた職業訓練的な授業が行えればなおよい(例:手工芸、木工など)
5.同職種のJICA海外協力隊と連携し、勉強会やワークショップで配属先等の課題解決にむけた活動を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教室(多少の文房具とノート有)、黒板、点字タイプライター
4)配属先同僚及び活動対象者
校長(男性50代)
教員43名(特別支援学校教諭免許の取得者、ほとんどがKISEの卒業生)
サポートスタッフ約25名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
スワヒリ語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(教諭免許(校種・教科不問))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚への指導を行うため
[参考情報]:
・実務経験は特別支援教育経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
JICAの判断により、訓練言語を「生活使用言語」に変更する場合があります。