要請番号(JL51521A01)
募集終了
4代目
・2022/2 ・2022/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
ケリチョカウンティリファーラル病院
3)任地( ケリチョ郡ケリチョ ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は1932年に設立され、救急外来、ICU、一般外来、HIV専門外来、一般病棟(女性/男性/TB)、産科病棟、小児病棟、手術室、リハビリ室、透析室等、全25部署から構成されている。地域医療サービスを担っており、2009年にJICAの無償資金協力によって救急診療棟が建設されほか、アメリカなどからも支援を受けている。ケニア保健省がKenya Quality Model for Health(KQMH)と称し、JICA支援のもと5S-KAIZEN、品質向上などの手法を導入し、同病院でも積極的に推進している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先では、よりよい医療サービスを患者に提供するため5S-KAIZEN活動を行っており、各部署より選出された品質改善チーム(QIT)と、それぞれの部署のワーキング改善チーム(WIT)が組織され、 活動に取り組んでいる。 現在までJVの活動によりパイロットエリアとして外来部門を中心とした10部署で5Sが定着し、一部の病棟と専門外来を中心とした9部署で3Sが浸透している。3代目の隊員は、残り6部署を含めた全部署への5Sの導入・定着を図りながら、パイロットエリアを中心に、次の段階であるKAIZENへのアプローチを行なっていた。今後、病院全体で5Sが定着するとともに、地域の病院、診療所へも5S-KAIZEN活動を普及することを目指している。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
隊員はQITメンバーに所属し、他メンバーと共に5S-KAIZEN活動によって業務効率化を図る。
1.病院内の5S-KAIZEN活動の進捗状況を把握し、課題に応じた5S活動とKAIZEN活動を実施する。
2.定期的な院内巡回を通して、モニタリング及び評価を行い、全部署へ普及する。
3.病院で勤務する学生・インターン、地域の病院、診療所へも5S-KAIZEN活動を普及する。
*QITやWITのメンバーは担当業務の傍ら5S-KAIZEN活動に取り組んでいるためモチベーションの維持が難しい。メンバーと協働し、活動を活性化させることが重要。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務机、椅子、プリンター
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
QITはメンバー13名(各部署より選出、20代~50代、男女混合)
リーダーは男性(40代 放射線技師 )
副リーダ女性(40代 看護師)
活動対象者:
スタッフ数270名、ベッド数282床。
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
スワヒリ語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(看護師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:助言に必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(10~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
JICAの判断により訓練言語を「生活使用言語」に変更する場合があります。