要請番号(JL51521A02)
募集終了
3代目
・2022/2 ・2022/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
内務・政府調整省
2)配属機関名(日本語)
キムム男子更生保護施設
3)任地( ウアシン・ギシュ郡エルドレット ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、裁判所の判断により保護観察が必要とされた男子が1年間生活し、更生・社会復帰を目指す施設である。初等学校の学齢期の男子が入所する年少部(10歳~16歳)、中等学校の学齢期以上の男子が入所する年長部(17歳~30歳)に分かれている。年少部の収容者は近隣の公立初・中等学校に通学し、それ以上の年齢の収容者は施設内で職業訓練(木工、石工、農業等)を受講している。全収容者を対象に定期的なカウンセリングも行われている。2019年度1次隊(青少年活動)が体育・スポーツを通じて、収容者の規律、協調性等、社会性の向上を目標に活動している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は収容者が安心して生活できる場所を提供し、社会復帰し健全な社会生活を送ることができるよう、精神的・経済的な自立を支援している。午前中は学校の授業、職業訓練などプログラムがあるが、午後は余暇となる。そのため、配属先では余暇の時間を利用し、収容者により充実した更生プログラムを提供したいと考えている。これはプログラムを充実させることで、収容者一人ひとりの個性が引き出され、ソーシャルスキル(自律性、協調性、感受性など精神的なもの)が向上し、更生・社会復帰につながるためである。配属先職員はカウンセリングを得意としており、収容者に対し何かの指導を行う知見がほとんどないため、隊員が実践しているスポーツやそれ以外の知見の共有が引き続き必要なため要請に至った。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
収容者の個性を引き出し、ソーシャルスキルを向上させ、更生・社会復帰につなげるために、以下の活動を行う。
1.収容者を対象に、音楽・美術・ダンス・演劇など自己表現をする授業を担当する。具体的には、隊員が得意とする趣味・特技を活かし配属先と相談して決定する。
2.配属先同僚と活動について共有し、同僚が指導を継続できるような実施体制を共に検討し構築する。
3.配属先で使用可能なコンピュータの状況に応じて、Wordの操作等、コンピュータに触れる機会を提供する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務室(机、いす)、運動場、パソコン(1台)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・年長部:施設長、副施設長、職業訓練担当職員3名、事務員1名、補助職員4名
・年少部:施設長、事務員1名、補助職員2名
活動対象者:
・年長部、年少部に収容されている男子 各約20名(合計40名~50名)ただし、コロナ以降人数は減っている
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
スワヒリ語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(男性) 備考:指導対象が全員男性であるため
[学歴]:(短大卒) 備考:同僚と同等の学歴が必要なため
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・困難を抱える青少年との活動経験 2年以上
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(10~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)