要請番号(JL51521A03)
募集終了
3代目
・2022/2 ・2022/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
水・衛生・灌漑省
2)配属機関名(日本語)
カプサベット・ナンディ上下水道会社
3)任地( ナンディ郡カプサベット ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は2002年に敢行された水セクター改革を経て、2006年に設立された会社で、ナンディ郡の中心であるカプサベットとその周辺地域に対する給水と下水道サービスを提供している。同社は日本の無償資金協力により整備された浄水施設も含め3つの浄水施設を所有している。これまでに、水質検査およびコンピュータ技術のJICA海外協力隊隊員が派遣された。
【要請概要】
1)要請理由・背景
日本の無償資金協力で作られた浄水施設を中心に、安全で安定的な水の提供という観点から「水質検査」隊員が2014年9月から2016年12月まで活動を行い改善が見られたものの、無収水率が高く安定的な水の供給には課題が残されていた。そこで、2017年10月から2年間「コンピュータ技術」隊員が派遣され、GISマッピングによる水道配管地図を作成することで、漏水箇所・盗水箇所等を正確に把握し無収水率を下げる取り組みを開始した。同隊員によりカプサベット地域の地図は完成したが、近郊のナンディヒルズの地図の作成が残されている。今後、ケニア人スタッフのみでGIS技術を用いた水道配管地図の作成と維持管理ができるようになること、およびスタッフへの地図活用法の指導が求められている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先スタッフとともに、以下の活動を行う。
1.ナンディヒルズ地域の水道配管地図の作成。
2.無収水削減のための漏水、盗水箇所等のマッピングとそのデータ管理。
3.協働作業を通しての、GIS技術のスタッフへの移転および地図の活用法の指導。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC、ArcGIS、GPS GeoXH。踏査で使う機材は電波パイプ探針器 RD500、超音波流量計 CHRONO FL0430、漏水探知音聴棒 5本、漏水探知機 HGー10A||など。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・業務執行取締役(40代男性、管理職で15年以上の業務経験)
・技術管理責任者(30代男性、専門分野で10年以上の業務経験)
・技術班スタッフ 5名(配管工、検針員等)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
スワヒリ語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚と同等の学歴が必要
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚に指導をするため
[参考情報]:
・GISマッピングの実務経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(10~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
予防接種の制限より応募時54歳以上の候補者の応募不可