要請番号(JL51521A04)
募集終了
・2022/2 ・2022/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
キスム・カウンティ政府
2)配属機関名(日本語)
キスム・カウンティ都市計画局
3)任地( キスム郡キスム ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 7.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はケニア西部の中心都市キスム市を含むキスムカウンティ政府で土地や建物等の都市計画に関する行政サービスを担当する部署である。キスム市はビクトリア湖畔にあり利用可能な土地が限られる中2018年には人口が60万を超え、市の発展を持続可能なものとするための都市計画は重要な課題の一つである。よって、キスムカウンティ政府は2012年から都市計画の分野で国際連合人間居住計画(国連ハビタット)の支援を受け、協働し課題解決にあたっている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先の都市計画局では、GIS技術を重要な要素と考えており、GISデータをタイムリーに維持および更新していく必要に迫られている。しかし現状、カウンティ政府内の担当部署、各援助機関、NGO等がそれぞれ独自の方法でGISデータを作成しており一元化されておらず、GISの活用が進んでいるとは言い難い。また、 同局内にGISラボが設立されてはいるものの、実質1名の担当者と大学でGISを専攻する学生インターンによって運営されており、データの維持・管理方法する方法が確立されていない。このような背景から、配属先のGIS技術およびデータ維持管理能力向上を目指し、専門知識を有するJICA海外協力隊を要請された。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1. 各組織が作成した既存GISデータを一元的に利用可能な方法を調査し、提案・実行する。
2. GISラボのスタッフと協働して、データを維持および更新するためのマニュアルを作成する。
3. GISラボのスタッフと協働して、GIS利活用のためのトレーニングマニュアルを作成する。
4. 上記マニュアルを使用して関連部署スタッフに基本的なGISスキルを教える。
5. 国連ハビタットと協働して、キスムカウンティの都市計画に関する情報を分析および収集する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
Arc GIS、PC、作業スペース
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚および活動対象者:
キスム市都市計画局長(40代男性)
カウンティ政府GIS担当(40代男性)
キスム市ICT担当(40代男性)
インターン学生5名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
スワヒリ語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:都市計画関連分野の専攻
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:GISの即戦力が求められるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(10~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
予防接種の制限より応募時54歳以上の候補者の応募不可