要請番号(JL51522A04)
募集終了
6代目
・2023/1 ・2023/2 ・2023/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
内務省
2)配属機関名(日本語)
カベテ更生学校
3)任地( ナイロビ郡ナイロビ ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ケニア国内に5ヶ所ある更生学校(リハビリテーション・スクール)の一つ。同施設は男子を対象としている。様々なバックグラウンドを持つ罪を犯した子供が裁判所の審判を受けた後、衣食住の提供と社会復帰を目的とした初等教育及び職業訓練を提供する全寮制の施設。収容期間は最大3年間。2022年2月現在、約70名の男子が生活を送っている。
1999年から2010年までに、自動車整備2名、コンピュータ技術1名、青少年活動1名の隊員が活動を行い、2022年5月現在、青少年活動の隊員が活動している。
2021年11月にUnited Nations Office on Drugs and Crime(UNODC)から職業訓練に係る機材供与を受けている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同施設では、初等教育と職業訓練の他、園芸部門においては主に、トマトやケール、キャベツといった施設内で消費する野菜の栽培や養鶏も行い、収穫が多い時には収益向上のために外部への提供も行っている。同部門には国連や他国からの援助を受けて設置したグリーンハウス(ビニールハウス)があるものの、風の影響を受けやすい地域であり、ハウス自体の維持管理が困難な状況となっている。施設(ハウス)栽培の経験を持った協力隊員と共にビニールハウスのメンテナンスやハウス内で栽培出来る野菜の種類や収穫量を増やすことが到達目的として期待されている。
また、園芸部門での活動以外でも、隊員の趣味や特技(各種レクリエーション、スポーツ、工作、音楽など)を活かした課外活動も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
隊員の経験と施設の現状、ニーズを照らし合わせ、以下の活動を行う。
1.園芸部門の職員と共に現地に合ったビニールハウスの維持管理方法を考え実施する。
2.施設(ハウス)栽培可能な野菜の種類を増やし、収穫量が増える方法を提案し、実践する。
3.可能な範囲で隊員の趣味や特技(各種スポーツ、工作、音楽など)を活かした放課後の活動を行う。
4.その他、配属先運営に関わるサポートを可能な範囲で実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
露地栽培スペース、ビニールハウス、執務スペース、教室、運動場など
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:施設長(男性40代)、他、農園スタッフ、キッチンスタッフ、清掃スタッフ
活動対象者:園芸部門職員、施設で生活する男子生徒
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
スワヒリ語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:ハウス栽培の経験が求められる
[汎用経験]:
・農作業経験3か月以上
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(10~25℃位)
[通信]:(インターネット可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
配属先での活動以外にも、隊員の経験や知識を児童局が管轄する国内30の施設で活かすために、定期報告書の提出や意見交換への参加、アドバイスも求められている。