要請番号(JL51522A17)
募集終了
4代目
・2023/1 ・2023/2 ・2023/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
マチャコス視覚障害者技術訓練専門学校
3)任地( マチャコス郡マチャコス ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は1958年に設立され、視覚障害者自立のためのリハビリテーションと職業訓練を実施している。リハビリテーションコースは日常生活動作(ADL)向上、点字の読み書き及びタイピング、コンピュータ技術の習得等を実施。職業訓練コースは編物、洋裁、木工、皮革工芸、家具、コンピュータ、指圧等がある。学生は16歳以上の160名。障害を持つ学生は構内の寮で生活をしながら学んでいるが、近年の政府の方針により、障害を持たない学生も受け入れており、今後半数近くを占める予定。指圧コースは2006年JICA海外協力隊の派遣により開始され、これまで3代にわたり隊員が派遣されていた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
2006年から2014年1月まで、3代の隊員を講師として派遣し、指圧コースの運営を支援してきた。現在は、部門長が熱意を持ってコースを運営しており、初代隊員が指導した学生と日本へ留学してあん摩マッサージ指圧師の国家資格を持った2名の視覚障害者の講師が、それぞれ週2回、実技指導に訪れている。配属先からは、学生とケニア人講師の技術向上と指圧コースの運営改善のため、今回の要請となった。現在、指圧コースでは週に15コマ(1コマ 2時間)、実習12コマ、解剖学1コマ、経営1コマ、ライフスキル1コマの授業を計4名の講師が行っている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
隊員は指圧コースの講師として同僚講師と共に視覚障害者の学生に対し次の活動を行う。
1.コースは1年(実質は9ヶ月の授業期間)で数名程度の学生に対し、理論と実技、その他必要と思われる指導を行う。(鍼灸は行っていない)
2.シラバスの改訂や教材の開発・改善を行い、授業の質の向上を図る。
3.学生の就職先の開拓・支援を行う。また、可能であれば卒業生への指導、助言を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
マッサージベット4台、枕、内臓模型、人体解剖模型(トルソー)
4)配属先同僚及び活動対象者
学校長:女性(40代)
指圧コース 部門長:女性(40代)
教員60名(30~50代)
指圧コースの指導者は同学校の卒業生(女性30代)
学生は10名前後(視覚障害のある男女)
年齢は16歳以上
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
スワヒリ語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(あん摩マッサージ指圧師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:実技指導できるレベル
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(10~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)