要請番号(JL51522B05)
募集終了
3代目
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
内務省保護観察局
2)配属機関名(日本語)
シアヤ女子更生保護施設
3)任地( シアヤ郡シアヤ ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、窃盗、売春、迷惑行為等での逮捕や、家庭の事情で保護された母子・妊娠中の女子を裁判所の判決に従い、保護観察するための施設である。収容者は更生・自立に向けた集団生活を通じて社会性や協調性を身につけていくほか、施設内で職業訓練、カウンセリングなどを受けて、社会復帰の準備を進める。収容期間は基本的に1年間だが、収容中に社会復帰の基盤となる家庭環境が調査され、その状況次第では収容期間が延長される場合もある。収容者は主に乳幼児を抱えた女子が20名程度。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は、収容者の社会復帰に向けた自立及び心のケアなどの更生プログラムの充実をめざしており、洋裁、美容、料理等の職業訓練の実施と、情操面での教育として運動、カウンセリングなどのプログラムを実施している。乳幼児を抱えた収容者が多く、出所後の円滑な社会復帰や更生を促すためにソーシャルスキルを育む活動の充実化を図るため、現在活動中の隊員(青少年活動)は、施設内でのコミュニケーション、退所後の収入向上に寄与する手芸活動や音楽活動を実施している。引き続き、隊員との協働により配属先職員が指導可能な活動を増やし、収容者に提供できるプログラムを拡大したいとの事から後任要請に至った。隊員の趣味や特技(各種レクリエーション、スポーツ、工作、音楽など)を活かした課外活動も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
隊員の経験と施設の現状、ニーズを照らし合わせ、配属先職員と共に以下の活動を行う。
1.手工芸(裁縫やビーズ細工)など、収入向上につながるプログラムを実施する。
2.限られた施設・職員・資材で実施可能な運動、音楽等の多様な母子ふれあいプログラムを提案し実践する。
3.その他、収容者の社会復帰につながる活動のアイディア(隊員の特技を活かした活動)があれば、配属先と相談の上、実施する。
4.その他、配属先運営に関わるサポートを可能な範囲で実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務所スペース、カウンセリングスペース、PC、プロジェクター、ホワイトボード
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
施設長(女性)、副施設長、他
活動対象者:
母親(主に15~35歳)とその子どもたち(0~4歳) 。収容人数は40名(母子合わせての人数)だが、現在はCOVID19の影響で15名程度。
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
スワヒリ語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(保育士)
(幼稚園教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(短大卒) 備考:同僚と同等程度の学歴が必要
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・青少年を対象とした活動経験
・青少年の更生・保護、社会復帰に関する活動経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(10~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
配属先での活動以外にも、隊員の経験や知識を保護観察局が管轄する国内の施設で活かすために、定期報告書(英文)の提出や意見交換への参加、アドバイス等も求められている。