要請番号(JL51523B12)
募集終了
1代目
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農業・畜産・水産・協同組合省 農業機械局
2)配属機関名(日本語)
農業技術開発センター シアカゴ支部
3)任地( エンブ郡シアカゴ ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
農業技術開発センターは、農業・畜産・水産・協同組合省(以下農業省)農業機械局傘下の機関。農業省は、農業機械化政策において同センターの役割を次のように定義し活動を推進している。①技術の試行及び適用に関する研究②技術革新と普及③農業機械関係者の能力開発(人材育成)④知識基盤の開発。配属先は、機械化政策を実施するために、農業機械局が地方に展開した事務所である。農業生態的特徴に基づき国内に10拠点が設置され、支部毎に管轄する地域の地形・気候や農業形態に適した農業機械の改良・普及等を行っている。農業省にはJICA専門家が勤務しているが、同センターでは、これまでにJICA海外協力隊員の受入経験はない。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ケニアは国民の約6割が農業に従事しており、その多くが小規模農家である。同センターは農業生産性の向上、新たな付加価値の付与を目的に、農業の機械化を進めている。シアカゴ支部は、マンゴー、バナナ、緑豆、蜂蜜を主要な対象作物としており、稲作栽培が盛んなムエア地区も管轄している。また、アタッチメントの改良等、地域の地形や気候に適した農業機械の改良に取り組んでいる。さらに、ムエア農業灌漑開発センターとも連携した開発研究を行っている。配属先にはケニア人技術者はいるが、小型・中型農業機械に関する知識が乏しく、また現地の農業環境に適応した農業機械の改良を行える人材が限られているため、同要請が提出された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
現地に適応した農業機械の導入を行うため、配属先同僚とともに、次の活動を行う。
1.農業経営及び作業体系の課題抽出のための実態調査。
2.現地に適応する圃場機会及び農産物加工機械の提案。
3.現場に導入した農業機械の現地適用性の確認。
4.導入した農業機械のワークショップを行い、農民に操作方法、管理方法等の指導。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
ヒマワリ油を作る搾油機、マメ脱穀機、低温殺菌装置のような農産物加工の機械等。トラクタ、田植え機、刈り取り機、脱穀機等。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
事務所長(40代、男性)、農業機械担当職員(50代、男性)、農産物加工担当職員(30代、女性)、研修生2名(20代、男性)、農業機械修理職員(50代、男性)、農業機械オペレータ(30代、男性)
活動対象者:管轄地域の農家
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
スワヒリ語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(2級ガソリン・ジーゼル自動車整備士以上)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への指導が必要なため
[参考情報]:
・農産物加工に関する知識もあればなお良い
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(10~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
ATDC Siakago農業技術開発センターシアカゴ支部
ムエア農業灌漑開発センター(Mwea Irrigation Agricultural Development Centre:MIAD)