要請番号(JL51524A01)
募集終了
2代目
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ケリチョ郡政府、農業局
2)配属機関名(日本語)
キプケリオンイースト・サブカウンティ農業事務所
3)任地( ケリチョ郡ロンディアニ ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、2013年の地方分権化に伴い設置された郡政府の農業事務所で、管轄地域農家の収入向上を目的としている。郡政府からの指示に基づき、種子、肥料等の配布、セミナー等を実施している。ケリチョ郡は標高2,000メートルほどの山地を有し雨の多い地域で独立前の英国植民地時代にプランテーションで茶の栽培が始められ、現在でも盛んである。また、バナナやパイナップル等の果樹生産も盛んだが知名度は低く、今後は茶に並ぶ地域産品としてのブランドを育てたいと考えている。ロンディアニはお茶の栽培に適しておらず、コーヒー栽培が盛んである。これまでにJICA海外協力隊1名(2025年1月まで活動予定)の受入経験がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
キプケリオンイースト・サブカウンティでは、主要な既存穀物であるメイズの単一栽培に依存する状況から脱却すべく、各農家で独自に工夫を凝らし、ジャガイモ、豆類、路地栽培の花き(アンミ、クラスペディア、アラビカム、ヒペリカム等)の栽培に取り組んでいる。同地域では産品の加工を目的としたグループは少ないが、隊員派遣を契機に産品の付加価値化に取り組みたいとの意欲がある地域。配属先は、コミュニティグループや生産者から生産、加工、販売等に関する課題を抽出し、専門技術を持つスタッフが研修等を通じて技術指導を行っているが、十分なスタッフが配置されておらず、特に製品開発、販路開拓については新たなアイデアを必要としていることから今回の要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
隊員は、自身の得意分野を活かし、同僚と共にコミュニティ及び生産者グループに対し、収入向上を目的とし、下記活動を行う。
1.コミュニティ及び生産者グループの調査。(現状把握・課題抽出)
2.商品開発、ブランド化に関する助言、提案。
3.原材料となる農産物の生産、加工に関する助言、提案。
4.マーケティング調査と販路開発に関する助言、提案。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC、プリンター、事務機器
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:サブカウンティ農業オフィサー(事務所長) 1名 配属先スタッフ(クロップオフィサー、アグリビジネスオフィサー等) 3名サブカウンティ内の各地区における農業改良普及員 4名
活動対象者:地域のコミュニティ、農家グループ等
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
スワヒリ語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・営業や販促、商品開発の経験
[参考情報]:
・コーヒーの知識があればなおよい。
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(10~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)