【配属機関概要】

3）任地（ キシイ郡ニャマチェ ） JICA事務所の所在地（ ナイロビ ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 車 で 約 6.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

キシイ郡にある59の職業訓練校の1つで、生徒が卒業後すぐに役立つ技術を身に付けられる職業訓練施設として1991年に設立された。溶接、美容、木工、石工、洋裁の5コースがあり、2年間で技術を習得する。教員数は5名、生徒数は約100名(14～22歳)。コースは、年間予算は約120万円。これまでにJICA海外協力隊の派遣実績はない。

【要請概要】

1）要請理由・背景

同職業訓練校の木工コースでは専任講師により製図など初歩的な授業から開始し、ベットフレーム、机、椅子などの家具類を中心に木製ドア、窓枠等の制作を指導しているが、卒業までに基本的な家具作りができることを目標としている。そのような中、生徒のさらなる技術向上をはかり、卒業後に市場への参入を可能にするため、JICA海外協力隊の要請に至った。また、近隣の家具職人は、技術はあるものの、デザインの種類が少ないため、同校では製品の差別化を図るため、デザイン向上のための助言も望まれている。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

専任講師と協働し以下の活動を行う。
1. 授業内容(講義及び実習)の見直しと改善。
2. 新たな教材の提案。
3. 機能面などを重視しデザインへのアイデアの提案。
4.授業で製作した作品の販売促進に係るアイデアの提案。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教室、2セット程度の基礎工具(かんな、自動かんな、トライスクエア、プラウプレーン、のこぎり等)、授業で使用する木材(グレベラ、ブルーガム、ヒノキ)

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:校長(50代男性)、木工コース講師(50代)、溶接コース講師(30代)、美容コース講師(40代)等
活動対象:木工コースの生徒 年間20名前後

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】