要請番号(JL51524B02)
募集終了
2代目
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
ケニア特別支援教員養成校
3)任地( ナイロビ郡ナイロビ ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
特別支援教育専門の教員養成校として1986年に設立され、ケニアの特別支援教育に関して中心的な役割をもつ。理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などのスタッフが全国から訪れる小児の障害レベルの判定を行うサ-ビスを無償で提供しており、障害レベルの認定後は同施設内でリハビリテ-ションを提供している。温水プールを備えたリハビリテーション施設、福祉用具、学習教材、点字教材等を製作する工場も併設し、幅広い取り組みを行っている。JICA研修員として特別支援教育の研修を受けた教員や職員も在職している。巡回車で遠隔地に赴いてサ-ビスを提供したりと、ケニア国内では刷新的な取り組みを行っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同校では、全国から訪れる障害を持つ児童に対するアセスメントを無償で実施し、障害認定後のリハビリテ-ションを提供するサ-ビスを実施している。世界銀行の支援により新たな機械が導入され、これを機会に新たな補助器具、学習教材の製作にも意欲的である。初代隊員は自閉症スペクトラム(ASD)の教育手法の向上のために活動していた。リハビリテーション部門への助言や、可能であれば特別支援の全分野に従事する職員の能力向上、福祉用具、学習教材へのデザイン提案等、隊員に多岐にわたる支援が期待されている。また、同施設はケニアにおける障害者教育の中枢であり、ケニア各地に派遣されている障害者支援分野の隊員と横のつながりを通して活動することも期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
各部門の担当者とともに以下の活動を行う。
1.小児に関するアセスメント能力の向上、また業務の効率化。
2.福祉用具、学習教材作製への提案。
3.リハビリテーション施設等への助言。
上記の中から配属先と相談をし、隊員の得意分野を中心に活動を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務机、椅子、インターネット、リハビリテ-ション施設(ジム、温水プ-ル、治療ベッドなど)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚及び活動対象
リハビリテーション施設スタッフ8名
(25歳~40代、作業療法士3名、理学療法士2名、言語聴覚士1名等)
福祉用具、学習教材作製スタッフ3~5名(50代男性ろう者含む)
教員50名(25歳~60代、大卒-博士号)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
スワヒリ語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(理学療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:専門性が求められる為
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:経験を基にした助言が求められる為
(指導経験)2年以上 備考:教員養成校での活動の為
[参考情報]:
・小児分野での実務経験が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(10~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)