2025年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL51525A15)

国名
ケニア
職種コード 職種
H111 鍼灸マッサージ師
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/3 ・2026/1 ・2026/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

シクリ視覚・聴覚障害者技術訓練専門学校

3)任地( ホマベイ郡シクリ ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 7.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は1970年にオランダのカトリック教会によって視覚及び聴覚障害者のための職業訓練センターとして設立され、2018年に技術訓練専門学校となった。障害者の就労活動の支援と生活の自立を目指し、指圧、農業、織物、洋裁、木工、石工、溶接、電気、コンピューター、自動車整備など様々な職業訓練コ-スを提供しており、教師125名、教師以外の関係者約50名が働いている。学生は16歳以上の約2000名、その内約70%が障害のある学生で、校内の寮で生活しながら学んでいる。指圧コース(鍼灸は行っていない)は特別支援部門に所属しており、毎年5名前後の視覚障害のある男女が入学している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

マチャコス視覚障害技術専門学校に初めて指圧コースを導入した校長が本配属先へ異動後の2016年に指圧コースを立ち上げ、初代隊員を受け入れた。2代目隊員は、1コマ90分の授業を週に9コマ(理論3コマ、実技4コマ、解剖学2コマ)を指導し、テキスト製作、指圧の普及と就職先の開拓を目的とした活動に取り組んだ。現在は2代目隊員の教え子が指導にあたっており、指圧技術の向上と認知度向上、また、シラバスの作成のため本要請が提出された。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

指圧コースの講師として、視覚障害者の学生に対し、理論と実技、その他必要と思われる指導を行う。
1.1年コ-ス(実質は9ヶ月の授業期間)の授業において、5~10名の学生を指導する。
2.シラバスの作成、教材の開発・改善を行い、授業の質の向上を図る。
3.指圧の普及と市場開拓のためのイベント等でのデモンストレーションを企画・実施する。
4.学生の就職先の開拓・支援を行う。可能であれば卒業生への指導、助言を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

マッサージベット3台、人体骨格模型、人体解剖模型(トルソー)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
学校長(60代男性)、副校長(30代男性)、指圧コース責任者(50代男性)
活動対象者:
指導者(30代男性、視覚障害者、同校の卒業者)、指圧コース学生(視覚障害のある16歳以上の男女)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

スワヒリ語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(あん摩マッサージ指圧師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:実技指導を行うため

[参考情報]:

 ・障害者との活動経験があるとなお良い

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(10~25℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】