2025年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL51525A16)

国名
ケニア
職種コード 職種
H116 病院運営管理
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/3 ・2026/1 ・2026/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

マクエニ・カウンティリファーラル病院

3)任地( マクエニ郡ウォテ ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先はマクエニ郡の郡都にある公立病院であり、マクエニ郡全体の医療サービスを担っている基幹病院である。1976年に設立され、救急外来、一般外来、一般病棟、産科病棟、小児病棟、手術室、リハビリテーション室、放射線室等20部門から構成される。入院施設は340床、スタッフは約200名。2023年には新たに母子専用の病棟が建設された。JICA海外協力隊員の受け入れ実績は1名(2025年1月離任)。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同病院の5S-KAIZEN活動は、コロナ感染拡大の影響や、5S-KAIZEN研修を受けたスタッフの異動等により機能しなくなっていたが、前任隊員(2025年1月離任)の活動により、各部署の改善およびモニタリングが行われた。その効果が配属先で認識され、複数の部署で定着がなされた。今後は各部署主導による業務環境改善およびその継続が期待されるが、海外協力隊が継続して同様の活動を行い、より多くの業務改善を提案・実施し、現場の理解を深めることで、更なる医療サービスの向上に繋げることが可能となる。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

配属先病院において以下の活動に取り組む。
1.病院全体および各部署において、文化的背景を理解した上で、作業環境・方法を理解・把握する。
2.職場内の業務環境改善のための予算利用方法について把握し、状況に応じて実施可能な提言を行う。
3.5S‐KAIZEN手法により、具体的かつ継続可能な施策を隊員が主導し考案・実施する。
4.上記により実施された施策によって効率化された環境の定着支援を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務机、椅子

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先職員:
病院長、看護師長
各部署スタッフ

活動対象者:
病院スタッフ約200名
患者

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

スワヒリ語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚に指導をするため

[参考情報]:

 ・物品管理作業の経験があれば望ましい

 ・医療関係での業務環境改善の経験があればさらに望ましい

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(10~25℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

Quality Improvement Team(QIT):品質改善チームは5S-KAIZENのための計画を中心になって行うチームであるが、その活動においては停滞することがある。隊員はこの存在の有無に係わらず自主的に行動する必要がある。なお、QITの組織化・強化については隊員のみで可能なものではないため、組織化を活動のメインにすることは適切でない。